第6話 監禁生活2日目昼?
朝食を食べ、特に何もすることもなく、過ごしていた。
では、今日したことを報告しよう。
朝食を食べる → ダラダラする → 昼食がないことに気づく。 → → →
ふむ、今何時かはわからない、時計がないからな、
だが俺の腹時計が教える。
今は、四時ごろだと思う。、と。
…そろそろ帰ってくるか、はたまた、まだまだ帰ってこないか、
カチャ、
「…先輩、帰りました。えっと、昼、置いておくの忘れてました。すみません。」
そう言った三井の手には、す○家の牛丼があった。
「確か、先輩これ好きでしたよね。」
そう言って、例のごとく猿轡を外す。
「三井、」
「…ごめんなさい、」
「謝らんで良いから、」
「何ですか?」
「この部屋、時計をつけよう。」
「…時計、ですか。」
「あと、昼食は、忘れるな。」
「…その心配はないです。」
「明日からは、早く帰ってくるので。」
「監禁した上にズル休みとは、そのうち天罰が下るぞ。」
「…はい、ごめんなさい。」
「謝るなよ。」
「でも、先輩すごいですね、僕がいうのも何ですが、すごい余裕で。監禁されたら、もっと不安になったりするんじゃないですか?」
「ほんとに、お前が言えないな。」
「ごめんなさい。」
「…」
「…、猿轡は、しなくても良いかな、」
そう言い残して、三井は部屋を出た。
あれ、そう言えば、時計は?
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