18話 作戦会議2!!

みんながいつの間にかまた部室に戻っていた


『あれ〜?みんなおサボり〜?』


1番練習してないようなやつに言われて少々ムカついたがスルー

まぁ結局はこのチートみたいな能力が揃っている部活動には練習なんか必要ないということが分かった


『そーいえば翔吾君レベルアップしないの?』


と、聞かれたが

まず俺はみんなにレベルアップするということを話した記憶がない


『なんでしってんの!?』


みたいな顔をしてみた

すると、みんながやっぱりという顔をした


『なんで俺らに言わないのかな〜って思ってたんだよね〜レベルアップすれば翔吾は強くなるんでしょ?』


まぁ確かにそうだ

それに別に言いたくなかったわけではない

言う必要性を感じなかっただけだ

それにそのことに関しては俺も少し気になっていた


最近、レベルアップの音が聞こえないのだ

なんだかんだでエンチャントとかしてるから能力自体は勝手に増えていくが、一向にレベルが上がらない

なんでなんだ?

それに今の自分のレベルが分からないのも気になる、

普通だったらどっかしらで確認できるはずだ

どっかに行けば聞き出せたりするのか?


『じゃあみなみな会長に聞いてくれば?』


そうだ!その手があったか!

って、ん?え?は?

なんで晴樹がそのこと知ってんの?

そもそも俺はあのクソアマ(女神)のことなんか1回もしゃべったことない


『はっはっはっー!なんでしってんの!?

って顔をしてるな!

テキトーに言ったのに!

そんな顔をするということは会長となんかあるんだね?いやー!気になるなー!』


こいつうぜぇ…

まぁでもバレたらしょうがない

そもそも俺の能力のことを知ってるのはこいつらだけなんだしな


そして俺はそのクソアマ(女神)について

部員のみんなに説明した


『なんだ〜なんかやましい関係なのかと思ったのに〜つまんねぇの〜』


バカか、俺は好みではない

俺の好みは明n…

おっと口が滑りそうになった


『好みはなに〜?』


やっぱりうぜぇ…

そんな時は必殺のアレを使おう


『超ファイヤー!!』←ダサすぎる


が、よけられた

やっぱり足が速いと瞬発力が高いのか

と、感心していると

部室が燃えていることに気がついた

普通だったら、みんながテンパって先生を呼びに行くところだが、

うちの部員は違った


『翔吾よろしく〜』


『先輩おなしゃ〜す』


『翔吾君ファイト〜!』


なんて落ち着いているんだ!

まぁまず火事の原因は俺だし

あ、晴樹か?まぁいいや

俺は水を出して火をおさめた


そんなこともありながら

結局は俺の能力が必要ってことだな!

よし!クソアマ(女神)にレベルアップに

ついて聞いてくるか!

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