1話 異世界へレッツゴー?
俺は普段通り学校へ向かった
もちろん普段通りというのは妄想しながらである
まぁ考え事しながら歩くのは良くない
良い子はマネしないでね!
とかなんとか考えながら歩いていく
友達との待ち合わせ場所へ向かっているのだ
『友達いたの?』
とか、思った人もいるでしょう
後でひき肉にしてあげます
とか考えながらも目的地についた
俺の友達の宮島 晴樹(みやじま はるき)
『よう、翔吾相変わらず何考えてるか分かんない顔してんな、どーせ俺の自己紹介でもしてたんだろ』
分かってんじゃねーかよとか思いながら
一緒学校に向かった
俺らが出会ったのがある夏の日
俺が裏の組織から追いかけられているところをかばってくれたのが初めてだった
とかいうのは嘘であって
本当は名前の順で席についた際に隣だったというだけだ
別に名前の順が隣だったというわけではない
てなわけで2人で学校に向かった
その途中、横断歩道が赤になって止まった
と、思ったら晴樹が飛び出した
とっさに体が動いた
晴樹は無事だったが、
俺は鈍い音とともにひかれたしかもトラックにしかも10㌧トラック
そしてひかれる間際に思った
『異世界フラグキターーー!』
目覚めたら視界は真っ暗だった
このまま『ここは、どこだ?』
みたいな事言っとけば大丈夫だろうと判断した
そして言った
すると、女神?が降りてきた
そして、こう言った
『さあ、選びなさい
現世に生まれ変わって人生をやり直すか
異なる世界へ行き、別の人生を歩むか』
異なる世界=異世界だ
ということを0.1の速さで理解した
もちろん異世界だ
そして、
『異なる世界…』
と、言いかけると
電話が鳴った 雰囲気ぶち壊しだ
『あ、もしもし?今ちょっといいところ、え?死んでない?誰?あいつ?剣康之ってやつ?まじ?ミス?どーすんの?戻す?殺す?どーすんの?戻す?りょーかーい』
もう意味のわからない話を盗み聞きしていた
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