第13話 家族

ほっこりできるほど気の許せる身内。


なんて、極少数なのではないだろうか?

うちの親は知ってか知らずなのか、タイミングが悪い時にしか行動しない。


心底嫌いな人達だ。

血の繋がりがあると言うだけで、なんでこうも縛られなくちゃいけないのかと、よく思ったものだ。


お節介と人は言うかもしれないが、そんなレベルの事を言ってるのではない。

身近に暮らしていたからわかる。彼らの本質が生理的に受け付けない。


彼らにあるのは、自己利己的世界でしかない。全ての不幸はどこかに飛ばせばいいとでも思ってるに違いない。


不幸がぶつかる気持ちなど微塵も考えた事ないに決まっている。そんなミジンコとカメムシが相入れないと早く理解して欲しい。

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