第2話 最低限の生き方

彼女なりの生き方。彼女にはこだわった考えがある。それは経験のうちにか、それとも遺伝か、


響子は基本下の方を選ぶ。

自分のなりで、目立つことをしても良いことがない。だから、下を選ぶ。

もちろん、元気かと聞かれれば、元気だとは答える。彼女なりの考えで、基準での、下だ。


周りから、普通よりおとなしいだとか、暗いとか、マイナスなイメージで固める。

そんな環境が行きやすい。といつの日か身に付いてしまい。抜け出せない。抜け出す気もないので、別に困っていない。ただゆっくりと1日を過ごすのが彼女の全て。

大きなことを避け、骨となって朽ちゆくまで、きっと自分はそのままなんだろうと、


その日の出来事に出会うまで、思っていた。

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