雄常「というわけで新しいシュークリームを買ってきた」

萌神「でかした！」

雄常「しかも最上級品だ」

萌神「ををを！　確かに見た目が！　大きさが！　匂いが！　全部普段のと違う！　食べたい！」

雄常「でもだからこそ、ただでやるなんてのは嫌だな。そこそこ値もはったものだし。働かざるもの食うべからずだしな」

萌神「何でもします！　本当の本当に何でもします！　萌えさせろ、って言うならどんな衣装でも着てくるから！　だからそのシュークリームを！　私めに下さい！」

雄常「じゃあお手できるか？」

萌神「おう！」(萌神、手を出す)

雄常「お座り」

萌神「おう！」(萌神、その場に座り込む)

雄常「お回り」

萌神「おう！」(萌神、その場で独楽になる)

雄常「よく出来ました。さぁ、ご褒美だ」

萌神「おう！」

雄常「ははは、犬って可愛いよな」

萌神「その通りだな！　私も犬は好きだぞ！　なでなでされるのも好きだ！　だからﾅﾃﾞﾅﾃﾞｼﾃｰ」

雄常「ほれほれ、ナデナデだー」

ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

雄常「あー、やっぱ俺犬派だわ。こういう風にしているのすっごい楽しいわ」

萌神（？　今私は何か重要な事を見落としたような……そう、私の運命に関わる大事な何かを看過してしまったような……）

萌神（ま、いっか。シュークリームウマウマー）

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