第13話 没落した国会

大体世のブームというのは1次的なものだが

国会においてはそうではないらしい

昨年から絶えず続いている

森友問題これが再燃し

加計学園問題も再燃

そして相次ぐ官僚の不祥事

財務省は次官がセクハラ

防衛省は日報が隠匿されていたという事実の発覚

野党はこれでもかと国会内で閣僚に攻勢を仕掛けている

攻勢という表現を用いたが

テレビメディアを通してみるとそう見えるのではないかという推測からの表現だ

ではネットメディアを通して見てみるとどうだろう

ネットでは比較的閣僚を擁護するものが目立つ

しかし社会的強者を貶めるものを書くほうが簡単なもので

全体を通して今の政府の現状に批判的なものが多い

野党は本国会で安倍内閣の総辞職を目指しており

官僚の責任を大臣の監督責任とし

麻生財務大臣の辞任を要求したりと

ここぞとばかりに言っている

そんな中

麻生財務大臣は責任追及ばかりで話にならないと

国益を優先しG20に出席

安倍総理も同じく日米首脳会談に

小野寺防衛大臣も同じく

麻生財務大臣と小野寺防衛大臣の2人は

国会の承認がないのに出かけたとして

野党は逃げたとでもいうでしょうか

私からしてみればお前らに付き合ってられないから

日本の国益を優先して出かけたんだよ

と言いたい

皆さんはここ最近テレビでの政治報道の中で

何が報道されたか覚えてますか

大体の方は森友・加計でしょうか

放送法4条改正や働き方関連法案も聞き覚えがありますか

他にも報道されているかもしれませんが

私はこの程度しかテレビ画面に映った記憶がない

しかも大多数が森友・加計関連

去年の籠池氏の証人喚問はこぞって生放送したのに

今回の佐川元国税庁長官の証人喚問はそんなに大きく取り上げなかった印象がある

勘違いかもしれないが

生憎森友・加計問題にはほとんど興味が発生当初からなかったものだから

証人喚問という関心の高いものを利用したパフォーマンスは

大衆に影響を与えただろうか

まぁ与えたから支持率が下がってるのだろうが

しかし疑問なのは

野党は政権とる気がないのに

なぜ安倍内閣総辞職に躍起なのかということだ

前回の総選挙では解散そのものに否定的であったところを見ると

政権を取る気はないのだろうなと思ったが

今になって取る気になったのか

私は彼らは政権を取らず政権与党の足を引っ張り

責任追及できるところで追及し仕事してますよと見せたいのであろうと考える

日本国会はまさに没落を極めようとしている

国会を国民へのオーディション会場と勘違いした馬鹿が集まり

国益を求める与党が迷惑を被る

テレビは公平性を欠き

野党はジャーナリスト紛いの行動をしてメディアと手を組んでいる

芸人に向いてるような議員も少なからずいる

国民の代表だという自覚がないのではないだろうか

政権を取れない野党は

秋の自民党総裁選挙での安倍総裁3選を止めようとしてるのだ

今メディアでも国民は安倍晋三よりも石破茂のほうが人気があると言い

宏池会の会合の場では公明党の代表が

支持するような発言をしてる

今の国際情勢で日本の顔が変わるのはゆゆしき事態である

没落した国会の中で正気な者たちが

手を取り合い魑魅魍魎に立ち向かうことが大事で

それを支持する国民の姿があることを見せつけるのもまた

国益を考え主権を持つ国民の立場ではないだろうか

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