アークスペルズオンライン part1. -1

@kuraitu

第1話 最強プレイヤー

「いいね…この感覚。」

初ダイブで初キャラクターを

作成した時のような

この感覚。

僕はこの感覚が大好きだ

さてっと

ダイブした高校生は

色々なゲームで必ずしも誰でも通るであろう

道 キャラクター作成の真っ最中だ。

現実に似たようなキャラを作るプレイヤーもいれば、全く別人のキャラクターを

作成をするプレイヤーもいる

けど彼はそのどちらでもない。

現実と仮装を うまく混ぜて

上手いこと自分に近いキャラクターを作るという。 まれなタイプで。微妙なバランスを保つことはキャラクター作成において、極めて困難。大抵は 思った通りのキャラが作成できず作成に何時間も費やし それに飽きて

プレイ自体をしなくなるという人間もいれば

自分とかけ離れすぎたキャラを作成してしまい。 ひどく自分を嫌悪し プレイをやめる人もいる

そんな中彼は 常に最強という揺るぎない信念があったため。 キャラ作成に時間を

かけても 微妙なバランスを保ったまま

作成を終えることができる


「うーん…背丈は こんな感じかな?

そして…問題なのはむしろここからか

髪型はえーっと、これで

色は黒。 アクセサリーか

僕は眼帯が好きだからなぁ…

眼帯の上に。 黒いフード

服は 黒いローブ これでいいや。

名前は… kgyosi《カゲヨシ》

よし。」

キャラ作成の後

青い空から地上まで

落ちていったかと思うと

いよいよフィールドの大地を踏んだ

「スーーーーハーー!!」

長い深呼吸をする

すると、たしかに自分が地に足を突いて

しゃんと立っている感覚

そして。風の音

遠くから聞こえるのは

同じくプレイヤーだろうか?

初ダイブを楽しんでいるようだ


そして。


「おっとっと 忘れてた。

ステータスウィンドウオープン!!」

一通り草原周りを見たあと

いつものように 音声認証で

メニューを呼び出し

自分のステータスを確認する


「おお!!すごい!!本当に引き継いでるよ!!新作ゲームだって言うから少し心配だったけど。まさかスペルの取得情報まで引き継がれるとは!!」

カゲヨシは、1人歓喜した

彼は、武器マスタリー

そして、軽、重装備マスター

アライアンスペルマスタリー

ありとあらゆるマスタリーを全て取得している

文字通り 最強という所。

「アライアンスペルスは、重要だからなぁ。

このスキルあるとどんなに最強の魔法でも

詠唱なんていらない。そしてさらにすごいのは、その魔法の詠唱文字を一文字変えて

発動すると カスタムスペル効果で

見た事ない魔法が僕のこの手から飛び出す!! いいね。」

通常のプレイヤーなら

ここで雑魚狩りなんかをするんだろうけど

僕にはあまり必要ないな

(ここのモンスター 透視スキルでのぞいたけど 弱すぎるし)

「そうだ!!この辺で一番やばそうなダンジョンを探そうかな!」

カゲヨシは、この辺で一番やばく

それでいて、超難関のダンジョンを探すことにした。


「ん? 忌まわしき生贄の迷宮… レベル適正

75?なんだよ75じゃダメ おっと!

上級モードがあるんだったかな?

ポチ!

うわお… 上級モード

モンスターの強さ: ??

ドロップ率 100%

クリア可能性 0


挑戦者 35人


脱出者 0


ここは面白そうだ」


(このダンジョンに入りますか?

Yes/No)


というインフォーメーション文字が流れたが

腕に自信があり 最強のカゲヨシは、わき目も触れず。 イエスをタップした。


ナウローディングという画面が消え

空は、血の海。そこに行けと言う事ですね...

行くか

To be continued…

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