第13話

ー放課後ー


バレー部員

フゥッ、フゥッ、フゥッ。


はぁ、はぁ。


後輩

先輩、走り込みお疲れ様です。

ドリンクどうぞ。


バレー部員

ああ、ありがとう。

んっ?

あれは・・・。



おい!

浜谷くん!!



浜谷

ん?

あっ、バレー部の・・・。


バレー部員

どうだい調子は?


浜谷

あっ、ぼちぼちです。ぼちぼち。


バレー部員

そうかい!

なら良かったよ!


そういえば君は演劇部に入ったようだね?


浜谷

あっ、はい。そうなんですよ。


バレー部員

演劇は楽しいのかい!?


浜谷

楽しいです!


バレー部員

ん!?

むむむ…そうか君は…。


浜谷

えっ?

何ですか?


バレー部員

君は僕の見た所によると、何かにかけて自信がないように見えるんだよね。


浜谷

はい、そうですね。


バレー部員

でも、さっきの質問には自信を持って言っていた。


そんなにも楽しいものなんだね。


浜谷

・・・そうですね。








俺の名前は浜谷智春。








演劇部員だ。














  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る