腐ってもオタク女

１２４冊目 癒えざる業病

　どうも、吾輩です。

　新しいジャンルにハマるとどうしても我慢できない病気があります。

　１１８冊目 　卓につけ、語り合おう　でも記載したとおり、TRPGの経験はないに等しいが並々ならぬあこがれ及び興味関心がある。

　だからだろうか。

　推しがTRPGのPCだったらどんな感じになるのかなー！？　って、データを作ってしまう病気を長らく患っている。最近はサタスペのルルブを購入したので、アウトロー系キャラの再現がとても容易になった。サタスペ、いいなぁ。読み物としてもすごく面白い。リプレイとかサプリ（※１）、買っちゃおうかな。

　版権キャラをTRPGに落とし込むのは2つの楽しみ方があると思う。

　１つは、徹底的な原作再現。ルールの範囲内で、いかに原作に寄せるかという試みである。ルールの選定にもよるが、「現代もののキャラをファンタジーＲＰＧのルールで出来るだけ再現する」とかだとかなり難しいと思う。原作のイメージから「彼は喧嘩上等だけど刃物は作中で使ってないから格闘家かな」とか「彼女は癒し系だから回復魔法使えるキャラで……って言うと僧侶だな。でもここぞというところで爆発力あるからサブで前衛スキルとってもいいかも～」とか。

　もう１つは……ランダム要素で遊ぶ！

　ＴＲＰＧではキャラの能力値のみならず、パーソナルな特徴（外見とか、趣味とか、もっとアレなのとか）も定める場合がある。そんなの選んでられないよあるいはいっぱいありすぎて選べない人用に、それぞれの要素に番号が振ってあって、迷ったのならさいころ振って決められるルールも多い。

　それをやった場合、当然原作キャラから遠く離れる可能性（※２）もある。ていうか、高い。

　ゆえにキャラ崩壊からは逃れられない……のだが、そのランダム要素を受け入れつつ原作キャラに寄せようと頑張る……みたいな、意味の分からん努力をしてそれが楽しい場合すらある。

　反対に、はっちゃけまくって「顔だけ同じ違うキャラ」みたいになってしまうこともある。

　実際にＴＲＰＧをプレイする友達がいればここまで歪むことはかなったのだろうか（遠い目）。

　本日はこの辺で。

※１　サプリ

　サプリメント。TRPGにおいては、追加のルールやデータが記されたものを指す。初版ではなかった職業やアイテムが追加されていたり、新たなサンプルシナリオ（※３）が収録されていたりする。

※２　当然原作キャラから遠く離れる可能性

　原作では硬派なのに同人作家になっちゃうとか、原作では金持ちなのに借金まみれになっちゃうとか。

※３　サンプルシナリオ

　GMも初心者だった場合、シナリオをひねり出すのも一苦労だ。そのため初心者向けのシナリオがルルブに記載されていることも少なくない。それをサンプルシナリオと呼ぶ。

　シナリオの選定にお悩みの場合は、ネット上で有志が公開してくれている自作シナリオを使うのも手だ。個人サイトや、最近はpixivなんかにも投稿されている。利用規約を守って、楽しく使わせてもらおう。