前のエピソード――１１８冊目　卓につけ、語り合おう

　どうも、吾輩です。

　大好きなシチュエーションを思い入れたっぷりに語ったらえぐいといわれました。

　今回も下ネタ上等。お覚悟召されよ。

　赤裸々に言ってしまうが。

　吾輩は2人以上の攻めが受けを友好的に共有しているシチュが好き。

　もっと具体的に言うと、そうだなぁ。

　Ａ×ＢとＣ×Ｂが同じ世界線で、並行して存在していて、肉体関係もある。嫉妬とか喧嘩とかまるきりないとは言わないけどそこまで深刻ではなくて、たまには3人でご飯食べに行って、楽しそうにしていてほしい。

　たまには受け抜きでＡとＣがサシで呑んで、受けのＢくんについて情報共有しているとなおうれしい。

　改めて文章にすると、やっぱりえぐいな……。

　おそらく吾輩は、貞操観念の緩い子が好きなのだと思う。そして、その緩さを許容してくれるお相手さんも。「もう、しょうがねえな」みたいに苦笑しつつ、受けちゃんのご乱行を見守ってくれる感じがいい。恋人でなくていい。セフレでも。そんな、恋人なのかそうじゃないのかあやふやな関係性の男たちが、歯車が奇跡的な噛み合いを見せなければ大惨事になっていたかもしれない連中が、楽しそうにしているの尊くないですか？

　Ａ×Ｂ前提で違うＣＰ、みたいなのはしばしばあるが、ここまで露骨に共有している作品ってあまり見たことがない。

　貞操観念吹っ飛んでるって注意書きに書いてあったりしても、案外そうでもなかったりするし……。

　この、おそらく名前もないジャンル。

　好きな方、吾輩以外にいないのであろうか……。