腐ってもオタク女

９４冊目 慣れと錯覚

　どうも、吾輩です。

　今回は久々に、思いっきり具体的に作品名とかキャラ名とか出して、最近の推しCPについて語ります。そのうえで、タイトルに繋ぐ予定でです。下手したら萌え語りで終わる。

　そのゲームをプレイしている方は特に不快になる可能性が高いと思いますので要注意（何を今更）。

　極道回（※１）からしばしば話題に出してきたDMMさんのゲーム、天頂。てっぺんと読む。このゲームの何がすごいって、作品紹介ページではかわいい女性キャラを前面に出しておきながら、本編は漢祭りと言って差し支えないところだ。画面に３人の立ち絵が出て全員男性キャラということも珍しくない。メインシナリオはどこまでも熱く、イベントシナリオも熱いが同時にきわどいパロディやギャグ（※２）をかましてきて笑わせてくれる。

　好きにならずにいられようか、いや、いられない（反語）。

　主人公”伊達の黒龍”や、その部下である伊達組の面々もみんな個性的で魅力的である。黒龍を兄貴兄貴と熱烈に慕ってくれる大型犬タイプの英ちゃんと守、本編ではびしっと決めるもイベントでは謎の博学さ（※３）を見せて笑わせてくれる泉田さん。かつての義兄弟にして現在の宿敵、元”伊達の白虎”こと業神さんは見た目もかっこよくて、女子人気が見込めそうだ。決してほかの顔ぶれの見た目がかっこ悪いわけではない。とびぬけてイケメンなのだ。任侠ものという性質のためか、このゲームには「イケメン」よりも「いい男」が多い。

　それだけいい男に恵まれていながら。

　吾輩は出番も少なく性能もよくないキャラにゾッコンなのである。嗚呼、また砂漠に咲いてしまった。

　彼の名前はジャーニー・ロットン。本編３章と６章、そして２０１５年の年末イベントに登場するだけの、露出度の低いキャラである。

　黙っていればけっこうきれいな顔をしているのだが、往来で発砲しつつハートマーク出してアヒャるわ、頭悪そうだわ、相方にすごまれてビビるわ。

　かわいい。

　もう３章は７，８周した。

　そのくらい彼はかわいい。

　で、かわいいキャラがいればそのコ絡みのCPを組みたくなるのが腐女子のサガである。前述したとおり彼には相方がいるのだが、ぶっちゃけ「ポジションはおいしいけど、ビジュアル的にないわ」と思っていた。恰幅がよくて顔が怖いのである。初登場の３章ではジャーニーの生殺与奪権を握っている節もあり、それはそれでおいしかったのだが、「でも顔がなあ」と見送っていた。

　が。

　ジャーニー恋しさに彼の登場場面を何度も周回していると、必然的にニコイチである相方（ジェフさんという）の顔を見る機会も増える。

　その結果、慣れて怖くなくなってきた。

　しかも、だんだんジャーニーに対する態度が軟化していくのである。

　最初は「殺すぞ」とすごんでいて、ジャーニーも本気でビビっていた（ように見える）にもかかわらず、再登場の６章では無謀に突っ込んでいくジャーニーを気にかけてなんとか逃がしている。イベントでは、そもそもイベントがギャグっぽい傾向にあるとはいえ、がっつり苦労性属性がついてしまっていた。

　こ　れ　は　萌　え　る　。

　この話を友人２人にスクショを送りつつ説明したところ、２人ともに「錯覚だ」と言われてしまった。あと、ジェフさんのキャラがぶれているだけだとも。

　錯覚でもキャラブレでもいいじゃないか！！！　かわいいんだから！！！

　しめやかに末永く爆発しろおまえら！！！

　これだけジェフジャニを推しておいてなんだが、吾輩の最推しは金ジャニ（※４）である。

　なお各キャラのビジュアルについては攻略wikiに画像があるので、気になる方は「天頂　wiki」でググって「うわぁ」となってほしい。

　もしすでにプレイヤーの方、あるいはこのエッセイを見てやってみようと血迷った方がいれば、ぜひともあなたの推しとその理由を教えていただきたく……というのも、周りにプレイヤーがいないので語る相手がいないのである。

　ちょっとさみしい。

※１　極道回

　７９冊目　道、極めれば

※２　きわどいパロディやギャグ

　ちょっと前にデュエルシティしてた。

※３　謎の博学さ

　「〇〇にはちょっとうるさい」と言い出すと全くちょっとではない。ゾンビ映画から養鶏まで網羅する。特にラーメンに対する執着心は異常。　

※４　金ジャニ

　金城くん（※５）×ジャーニーのＣＰ。

　たぶん吾輩以外誰も推していない（暗い顔）。

※５　金城くん

　登場頻度の高いツンデレキャラ。

　最初はえぐい悪党だったが、気づいたらツンデレだった。

　男性キャラには珍しく衣装が２種類あり、片方は画面によっては腰パンが極まってズボン部分が映らないというタイヘンな服装である。

　なおジャーニーとは過去に面識があり、１回ぼこぼこにしている。同じコマにいれば付き合っていると定義する腐女子も少なからずいるので、十分に濃厚な関係性ではあるまいか。