71冊目 主体性がない!

 どうも、吾輩です。

 このエッセイは基本、気分が乗ったときにガガガッて書いて一挙公開、乗らないときには放置するスタイルです。

 今回も下世話な内容ので、苦手な方はご注意ください。


 現在「売れそうな男性向け同人誌作ろうぜ」というクズすぎる企画を進めており、アドバイザーとして男性向けエロ歴が長いへびやまくんに助言を求めている状態である。

 吾輩が出す案出す案、(一部を除いて)ダメ出しを食らっている。

 吾輩は女性向けに長らく住んでいた経緯があるので「男性向けだとこのプレイは好まれないのかな?」程度に思っていたのだが、ある日突然ひらめいた。


 吾輩には(物語的な意味で)主体性がないのである。


 腐女子の場合は14冊目 きみの洗面所になりたい でお話したとおり、そのCPのどちらかになりたいわけではなく、ただはたから観察したいのである。つまり果てしなく客体なのである。

 一方男性向けの場合は、「こんなことしたい/されたい」という部分が少なからずあるように思える。勿論現実には不可能なプレイだとか、不可能ではなくても実際にやったら大惨事になりそうなプレイもあるが「好き勝手していいんなら、こういうの!」というのを感じる。つまりある程度主体性があるのである。


 吾輩は単純に「自分が見たいプレイ」を提案しているのであるが、プロ(※1)としては「これ誰も悦ばないわ……(※2)」という結論に至る。


 なおへびやまくんは「エロ小説って読むのすら苦手」という人種らしいので「魚が嫌いな人に魚の調理法を相談している」みたいな状況に陥っている。

 助けてエロい人。


※1 プロ

 男性向けエロ作品にかけては吾輩に比して圧倒的キャリアを誇るって意味合いで。

 決して彼がエロ小説を商業誌で出しているわけではない。

 読み専としてである。


※2 誰も悦ばない

 悦ぶ人はいるのかもしれないが、非常にニッチなジャンルという意味合いである。

 というか変換一発で「悦ぶ」ってでてきた吾輩のパソコン大丈夫か?

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