18冊目 Google先生もお手上げ


 どうも、吾輩です。

 今回はマイナー路線腐女子の検索事情についてお話ししします。

 

 吾輩の場合、好きなキャラができたら、まずはpixivで検索する。うまくヒットしたとしても数が少ない場合が多いのであっという間に平らげてしまう。

 次にすることと言えば何か。

 その作品を投稿している方の、同ジャンル作品を見るのである。タグが付けられていなくとも、logまとめなどに推しが入っている可能性がある。また小説の場合、タグのみならずキーワード検索や本文検索も試してみる。言及されるだけでうれしいレベルにマイナー指向なので、「〇〇(推し)と戦った時の傷か」程度のセリフがあるだけでうれしい。

 

 さて、pixiv作品をあらかた食い荒らしたらどこへ行こうか。

 Google先生に聞いてみるのだ。

 キャラ名やCPで検索するのだが、ここで事故が起きる場合がある。

 

 まず、その推しCP名が別作品でも発生している場合。

 特に色分け系で「赤青」とかそういうのだと無限に引っかかってくるし作品関係ないサイトもバシバシ釣れる。うしろに「801」とかつけても焼け石に水だったりする。現実でもよくある日本人名前同士のCPも、まれにこれに陥ることがある。さらに、そもそもそのCP名が正式名称である単体キャラが知らない作品に存在した、という嘘みたいな出来事も発生したりする。

 目的ではないほうがメジャーだった場合、知らないCPを延々と見せつけられて(自発的に検索したのに)何とも言えない気分になることがある。

 

 次に、キャラクターが実在の人物の名前である場合。

 仮に推しが「織田信長」だったとしよう。BASARAなのか、無双なのか、ドリフターズなのか、ガチ史実なのか。もっともこれくらい有名であれば作品名タグもついてpixivでバンバン釣れるだろうが、もののたとえである。

 例えば前回言及したアウグストゥス(※)さんはローマ皇帝の名前からとられている。「アウグストゥス」で画像検索をかけると石膏像のオンパレードである。作品名を入れても有名なネタスチルと、やっぱり石膏像で埋め尽くされることになる。

 キャラクター名検索の稀有なケースとしては、そのキャラと同名の官能小説家にぶちあたったことがある。笑った。

 

 次回はTwitter検索地獄の話でもしようかと思っている。あっちはあっちでけっこう大変なのだ。


※ アウグストゥス

 デモンベインシリーズに登場する悪役キャラ。CV若本さんの裸マント。ボイスレス時代は最後まで服を着ていたのに何があったんだ。

 吾輩の推し。

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