転送武器<ウェポン>を操る「代行者」たちのバトルシーンが、緻密な描写で描かれており、まるで目の前にその情景が浮かび上がるかのよう。
宙を舞い、常人離れしたバトルを繰り広げられる展開は、ともすれば「中二臭い」描写になりがちがが、本作ではそれが鼻につくこともない。
それでいて、前述したように緻密に書き込まれているので、よくありがちな「一体どうなってるのか分からない」バトルにはならず、ひとつひとつのシーンが頭の中で再生されるかのように、スッと入ってくる。
また、バトル中の登場人物の思考(モーションが止まる)からの、目にも留まらぬかのようなシーンの描写が上手く書き分けられていて、より臨場感を引き出していると思う。
とにかく、バトルがかっこいい! これにつきます!
アニメで見てみたいなぁと思わせてくれる作品です。