第2話於大の方

この頃の家康は

武田を信長と共に戦い長篠で勝ち

今川勢を掛川へ入れ駿府の武田を

滅ぼそうとしていた。

乗りに乗っていた。

長男信康を岡崎に入れ信長の子を嫁にもらい

対織田家も順調、北条とも同盟し

後は武田を滅ぼし遺領を我が物にしよう

と画策していたが、、


於大の方

家康の母であり

家康が現在一番愛している人


奥でお大の方とお愛が向かい合っている

そなたはわたしの親戚じゃ

わたしの若い頃によう似ておる。

わたしは徳川家を徳川家に戻したい。

今川から押し付けられた嫁孫ではなく

純粋な徳川家をわたしとそなたで作るの

そのためにはおのこを産まねば。


今より前に家康はおのこを産ませていが

今川から押し付けられた正室築山殿の

勘気を恐れた家康は家臣に預けていた。


二の舞は避けねば、、

お大の方の構想は現実にしなければならない

と深く考えるようになっていた。

悲劇の始まりである。


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