隠れジョブ【自然の支配者】で脱ボッチな異世界生活

破滅のザッキー

プロローグ どうも、ボッチですどうやらクラス転移するようです

耳をつんざくような轟音と激しく光る魔法陣が教室で自己を主張していた…


周囲からは、キャー!、逃げろ!!、教室から出るぞ!!!!!、あれ、ドアが…開かない…なんで?!、などと、とても混乱した声が聞こえる。


そんな中俺こと神崎翔は1人この後起こるであろう事を予測し興奮していた。


事は数分前に遡る。


ガラガラガラ、いつもと同じように登校した俺は1人自分の席について小説を取り出す。朝の挨拶をする友達なんていない、そう俺はボッチなのだ。


入学式してすぐの自己紹介で盛大にやらかし、クラスのみんなからは避けられ、今となってはボッチである。


(はぁ…なんでこんなことに、別に極度のオタクだっていいじゃないか、ラノベやアニメが好きなだけでここまで避けられるなんて...)


自己紹介で自分の趣味を興奮気味に語った俺はクラスの奴らにキモいと印象を打ち付けてしまった。


(あぁ、もうこんな生活嫌だ異世界にでもいって現実逃避がしたい)


そう思った矢先に教室内に魔法陣が現れ、轟音とともに発光した。


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