第492話 作者より読者の方が感情移入している

 作者は創作する物語のキャラをある意味クールに捉えていますよね。作者によって違うかも知れませんけど、主人公をどんどん困難な運命に巻き込ませたり悲劇を体験させたりするのに容赦はありません。

 物語上必要なら、キャラにどんなヒドい事もさせるのが作者と言うものです。


 ですが、読者は違います。応援しているキャラがヒドい目に遭うとショックを受けるのです。多くの人はフィクションだと受け取ってくれるのですけどね。


 まぁだから作劇上必要なシーンでもキャラがヒドい目に遭うと、たまにクレームが来るんですよねぇ。最終的にハッピーエンドになる話でも、途中でキャラが不幸になるとそう言うのは許せないって感じのコメントが……。


 コメントはコメントとして有り難いのですが、返信に困ってしまいます。なんて返せば正解なんでしょうね。ケースバイケースなのでしょうけど。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る