第488話 新作を書き始めると執筆途中なのにすぐに発表したくなる

 何か話を思いついてプロットを書いて、そうして執筆に取りかかるとしますよね。そうやって書き始めた瞬間から早く公開してえーって言う気持ちが大きく膨らみます。まだ執筆を始めたばかりなのに。

 書いたそばからどんどん公開して、みんなからの感想が欲しいーってなります。自作を読んだ人それぞれが、自作の感想で盛り上がってくれたら嬉しいなーって。


 新作ってそう言う魔力がありますよね。発表するまでは人気になる可能性があるので期待値も上がりまくり。きっと人気になるじゃん? ってうぬぼれたりもします。可能性だけが存在しているシュレディンガーの執筆途中作品なのですヨ。


 とは言え、発表したら現実が確定してしまうので、敢えて発表しないまであるのが書き手の悩ましいところ。私が未発表作のストックを作ってしまうのは、そう言う自分の中のヘタレな部分が大きいのですよね。困った話ですナ。

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