第367話 適当に作った設定が後でうまく噛み合って自分でもびっくりする

 執筆しているとたまに話の流れでプロットにない設定を作って、そのシーンをやり過ごしたりする事があります。例えば設定していなかった新キャラを出さざるを得なくなったりとか。その後付設定は最初に構想したものではないので、どこかで初期設定とのズレが出てきてもおかしくないはずなんです。

 それが書き進めていく内にすっと元の設定と溶け合って、都合よく話が進む事があります。まるでその設定が最初からそう決まっていたみたいに。


 きっとプロットをしっかり固めて書く人には理解出来ないような話だと思います。私は書いていてもその場でのアドリブを採用しちゃうので、話の流れが構想通りに進まない事も多いんでよね。キャラとの掛け合いで予定とは違う行動をするはめになっちゃったりとかもよくある話です。


 後付設定と最初の設定がピッタリハマった時の快感は脳汁ドバドバアハ体験ですよ! ただ、上手くハマらずに物語が矛盾だらけになる場合もまた多いので、後付設定はやたらと作るべきではないのですけどね(汗)。

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