第290話 視点のコロコロ変わる一人称作品が苦手

 今回のあるあるは私の個人的な好き嫌いの話なんですけど、一人称作品がありますよね。この種の作品の弱点は主人公周辺以外の物語の描写が難しいと言うところにあります。


 それを克服する手段は色々と考えられましたが、その中のひとつに主人公をコロコロ変えると言うものがあります。視点変更ですね。私、それの頻繁な作品がすごく苦手なんです。


 普通はA主人公エピソード、B主人公エピソードとエピソードひとかたまりで描写します。もっと頻繁になると一話ごとに主人公が変わります。私、この時点でキツイんですが、1話の中でそれぞれのキャラ視点になる作品、これが苦手なんですよ。

 視点の変わる度に心理描写の雰囲気も変わるし、頭の中で切り替えていかないといけないのがしんどくて……(汗)。上手く描ける人ならそう言う負担を感じさせずに書けるのでしょうけど。


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