第260話 過去作品を読んだら思いの外下手だった

 ある日、ふと思い立って自分の過去作品を読んでみたんですよ。そうしたら書いた自分ですら目を覆いたくなるような稚拙さでした。そう感じると恥ずかしくて恥ずかしくて……。


 それは自作を削除しまくる人の気持ちが分かった瞬間でもありました。こう言う作品、消してなかった事に出来ればどれほどいいだろうと思ってしまいます。黒歴史ってこうやって作られるんだなぁ。


 自作が下手に感じたら多少は自分も成長したのだとそう思いたいのですが、実際はどうなのでしょう。評価だけで言えば、過去作品の方が高評価だったりします。あるぇ?


 もしかしたら自分が下手だと思ってしまう作品でも、読む側にしてみればそこまで下手だと思われていないのかも知れません。

 こんな下手作品に星をくれた当時の読者さん、本当に有難うございます。


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