第242話 色んな小説を読んで新しい描写を覚えるものの、いざ書いてみると違和感半端ない

 色んな作品を読んでいて、あ、いいな、こう言う表現は素敵だな。と言うシーンに出会う事はよくありますよね。それで自作でもそう言う表現を使いたいと思う事もきっと創作者あるあるではないかと思います。


 勿論パクリじゃありませんよ。それを言ったらキリがないですもんね。比喩の表現とかでも、キャラを固有名ではなくてその印象で表現する事ってよくあるじゃないですか。そう言うテクニックを学んだりとかね。


 で、覚えたテクニックを早速自作に活かそうと、使えそうな場面で躊躇なく嬉しそうに書いちゃう。本人的にはそこで満足するんですけど、作品的に見るとその部分だけ浮いているんですよね。付け焼き刃な表現だから。

 新しい言葉を覚えても、それを自分のものにするのはそれなりに使い慣れないと難しいものですな……(遠い目)。

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