第233話 創作論でこれが正しいと書かれていると、それ以外の表記の作品が素直に読めなくなる

 創作論、カクヨムにも沢山公開されています。私もカクヨムに来るまでこの手のものを一切読んだ事がなかったんですよ。それもあって自分の小説もそれまで書いていた詩の延長で書いていて、書き方とかも全くセオリーに則ってはいなかったんですね。

 だからその頃はどんな書き方で書かれている作品も違和感なく読めていました。それは正しいとされる作法を知らなかったからなんです。


 創作論を読んで作法を知る事で、多少は自分も小説らしい書き方が出来るようになりました。ただ、書けるようになるとその弊害もあって、それがそのお約束を守っていない作品を読めなくなる現象だったのです。


 改行一文字空けや三点リーダー、会話文最後の句点などの基本的なお約束を守っていない作品の内容が素直に読めなくなってしまったんです。うーん、困った話ですナ。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る