第228話 作者は読者を選べない

 作品を公開したら作者はもう後は野となれ山となれ~。読者が読んでくれるのを棚からぼた餅が落ちてくるみたいに待つしかありません。私達は餌を待つツバメのヒナのように口を開けて読んでくれ~読んでくれ~と鳴き続けるばかり。


 それで必死の呼び込みのおかげで読者が現れました。YATTA! 読者の人も面白そうに作者の方文章を読んでくれます。創作者が喜ぶ瞬間です。たとえ評価してくれなくても、応援コメントがなくても、応援ポチすらなくても、PVがひとつ加算された事にニッコリなのです。


 ですが、その読者の人、応援コメントで揚げ足を取ってきました。ううっ。星1レビューで作品をこき下ろしました。あああっ……。近況ノートでもその内容に対して無粋なツッコミの嵐です。こ、心が折れる……。


 作者は読者を選べません。厄介読者が現れない事を願うばかりです。

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