第126話 設定を凝ったのにそれを使わないまま物語が終わる
物語を創造するとキャラ設定をするじゃないですか。で、キャラの肉付けをするために色々と考えますよね。身長、体重、血液型、生年月日、趣味、特技……。設定を作り込めばこむほどキャラがリアルになっていきます。
ただ、あまりにも詳細に決めすぎて、その設定を活かすエピソードのないまま物語が完結してしまう事もよくあります。ないですか?
ストーリー進行上必要ない設定は作り込まないと言うのがきっと正論だと思います。とは言ってもつい作り込んじゃうんですよねぇ。カラオケが得意とかそう言う設定を作ったり。話を作る時にその設定を回収するための話を作ったりもします。設定に物語が振り回されている!
ちなみに初期設定上はないのに物語の流れで突然その場で生まれた新設定はその話を書き終わるとよく忘れがちです。これもあるあるですよね。
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