第53話 短編有利は幻想だった

 かつてカクヨムでは短編有利説が幅を利かせていました。特にカクヨム立ち上げ直後の短編バッシングは酷い有様でしたよ。すぐに読めて星が得られやすいとか気軽に読めるから更に注目されて評価がどんどん増えるとか。ランキングを短編と長編で分けて欲しいと言うリクエストもありました。これは私も同意するところです。


 で、実際短編は有利なのか。書いてみればいいんです。書いて公開すれば結果が分かります。答えはタイトルの通り。下手な人の短編は全然読まれません。短編有利説破れたりです! ヒットした短編の作者がたまたま素晴らしい短編書きさんだっただけだったんだよ! な、なんだってー!


 今はもう短編有利なんて事を訴える人は見かけません。みんな短編有利幻想から目が覚めたのでしょうね。めでたしめでたし。

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