琥珀
叶うならば、その小さな足跡を琥珀に閉じ込めてしまいたい。
一面の銀世界に点々と続く、確かに君がいた証を。
舞い散る牡丹がほんのりと消し去ってしまうその前に、周りの雪ごと切り抜いて、永遠の樹脂の中へ。
そうすれば僕は、この一瞬のきらめきをいつまでも眺めていられるのに。
140字SS 咲川音 @sakikawa_oto
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