第153話 死刑宣告のカウントダウン

「いえ、それが、普通の警官じゃないンですよ」

 写真を提示した。


「えぇ?」

 顔は、マスクでわからない。

「でも、これは……」


「そうです。日本の警官の格好じゃないンです」

 冨田が説明した。


「なるほど…、アメリカのポリスですね」

 クッキー様が、かすかに頷いた。

 ポリスのコスプレか。

 犯人は、コスプレマニア?


「それから、これは聴きヅラい事なのですが……

 宜しいですか❓ ミオさん」


「はぁ……」

 ついに来た。

 死刑宣告のカウントダウンだ。

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