第116話 告白
「警察へは報せる?」
アスカが訊いた。
「いえ、今は、まだ・・・」
あたしは小さく首を振った。
「だけど・・・、命を狙われて
いるのよ。」
「大丈夫です。」
「そう・・、じゃぁ、せめて、
部屋の鍵を変えてもらいましょう。」
「え、ああ・・・、そうですね。
部屋に誰かが侵入したンだっけ・・・」
アスカに話を聴いてもらって、
多少、気が楽になった。
だが、相変わらず、怪しい
ラインが届いた。
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