第81話 窪田シュンの部屋

 シェアハウス、窪田シュンの部屋。

 シュンは、全身の映る鏡の前で

アメリカン・ポリスのコスプレをして

ポーズを付けていた。

 銃を構えた。もちろん、モデルガンだ。

 カッコをつけ、フッと微笑んだ。

 その時、ノックの音がした。


 シュンは、チッと舌打ちをし、

急いで帽子を脱ぎ、ドア越しに、

「はい、何でしょうか。」

と訊いた。


「シュン・・・。」美香だ。

「ちょっと話があるンだけど・・

・いいかしら・・・。」

 

「え、いや、ちょっと、悪い。

待ってくれ。」

 急いで着替えた。


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