第44話

「スプラッターですよ。当分、

ミートソースは食べたくないですね。」リオ。

「さっき、美味しそうに食べてた

じゃないですか。」

 冨田。

「バ~カ!スイーツとミートソースは

別バラじゃん。」

「ど~いう理屈ですか。」


「もういい。では、引き続き、

流しの犯行を調査(あら)って、

リオと冨田は怨恨の線を捜査してくれ。」管理官は指示を送った。


「はい・・」捜査陣はゾロゾロと

立ち上がった。

 リオも、冨田の頭を叩き、

「行くよ。」と部屋を後にした。

「いって~・・・」冨田は、頭を押さえ、

「ったく、待って下さいよ。も~ドSだな~・・・」

 ペットの仔犬のように後を

着いていった。


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