第4話 新普通主義の問題点
まず新普通主義の問題点としては過度に普通であることを他人に要求することである。そしてその「普通」という概念は極めて主観的なものである。また「普通」という言葉と並列して「常識」、「みんな」という言葉も用いられやすい。
誰かが普通という概念を主観に基づき規定する。それはその場の権力者だったり、マスメディアが大衆に向けて訴えかけるものだったりする。それを「普通」と受け取った者達がまた他の人に普通であることを要求することでますます広がっていく。
これは「空気の支配」などと言われるものと似ているが、人々が自らの意思で「普通」ということを要求しているためもっと強力なものとなっている。
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