「天啓の尾」

煩先生

 

初産の端で

放置した雨

甚く憤慨し

永劫を経る


深奥な庭は

懐く性善で

幸の縫目を

念慮してる


背景の裡で

暗視した骨

古く隠顕し

変節を得る


肉厚な霜は

荒む難題で

主の才気を

先取してる

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

「天啓の尾」 煩先生 @wazurai

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ