第16話 仕事の流れ

【依頼の確認】

宇野課長「仕事の流れですが、ここが依頼台で、依頼書とサンプルがここに置いてあります」


依頼書には、どの分析をするのかと、サンプル数が記載されています。

宇野課長「毎日確認して、自分の分析の依頼がないかを確認してください。確認したら、ノートに書いて、依頼書には確認済みのはんこを押してください」

分析項目の横に、担当者のはんこが押されているものもあります。


宇野課長「全担当者が確認したら、依頼元の部署別のファイルにしまいます」

このような感じと、見せてもらったファイルには、全分析項目に担当者のはんこが押された依頼書が収まっています。


宇野課長「基本的には、各自で締め切りに間に合うように分析していただいています。多すぎて締め切りに間に合いそうにない、というような事になりましたら、早めに社員に相談してください」



【サンプル確認】

宇野課長「受付時に依頼No.を発行して、依頼書とサンプルに同じ番号を付けています」

こういう風になっていますと、見せてくれます。


宇野課長「瓶のように、蓋と容器が分かれるものは、蓋と容器両方にきちんと番号を書くようにしてください。サンプルを取り違えることがないように」


宇野課長「分析担当者が全員確認したら、保管庫で保管しています。受付台にも保管庫にもないときは、誰かが持ち出しています」


宇野課長「サンプルの量が分析項目に対して少ない場合は、社員に連絡してください。調整します」



【メインの分析は】

宇野課長「分析自体は、今担当している方から教えてもらってください」


加藤さん「今されている方は、辞められるとかですか?」

辞めるので新しい人に引き継いでというのは、よくあることです。


宇野課長「前の担当の方は既に辞められていて、今は分担して対応しています」


宇野課長「ですので、負担をかけている状態で、早く解消したいところなのです」



【結果報告】

宇野課長「分析が終わったら、報告用紙に結果を書いてください」


宇野課長「依頼書と一緒に仕舞っています。最初に記入する人が作っていますので、なければ自分で作ってください」


宇野課長「結果の記入が終わったら、依頼書の終了欄にはんこを押します。他の人への、終わってますの目印です」


宇野課長「全分析が終了していれば、報告用の箱へ入れてください。社員がチェックして、依頼者へ報告を上げます」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る