第126話

「ケッ、ノア~~!」

 小森は、ナイフを取り出した。


「ど~した。リンゴでも剥いてくれるのか~!」

《ケッケケェ……、ウサギの形に切ってくれや~!!》


「ふっざけンな~!! 死ね~~~~!!」

 目を吊り上げてナイフを突き刺してきた。


 瞬間、額の傷跡が光った。


「小森ィ~ー~~~❗❗❗❗」

 間一髪、ナイフの切っ先が頬を掠めていった。

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