第121話 お山の大将か!!

 オレは阿久堂たちがたむろっていたマンションの部屋を訪れた。


 ここは阿久堂たちが文孝を監禁し、樹理を乱暴した部屋だ。

 怒りが込み上げてきた。


 ドアノブを握った。

 また額の傷跡がギリギリと疼いた。


「くゥ…!」

 《ガッキン》

 ドアのカギが弾け飛んだ。


 《バァーン》❗❗

 俺はドアを勢いよく開けた。


「なァ~ー❗❗ 何だァ~ー。お前は❓」

 ヤツが驚いて、オレを見た。


「やぁ! 阿久堂と高山がいなくなったら、お前がお山の大将か!!

 ~ー~~❗❗❗❗」

 

 







  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る