第10話 もう一回、曝(さら)してよ
とにかく遺体を収容するため屋上へ捜査員や教師らが大勢、駆け上がっていった。
ようやく騒ぎが収まったのは2時間も経ってからだ。
どうやら今日は授業にならないらしい。
臨時休校になったようだ。
あとから遅刻して来た生徒たちはブーイングだ。
「何だよ。阿久堂が殺されたって言うから来たのに……」
「も~、片付けたのか。早くない~?」
「ね~、もう一回、
よっぽど嫌われていたようだ。
みんな口々に物騒な事を言っていた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます