突如城ごと異世界に転移してしまった諏訪の一族とその臣下たち。そこに迫る脅威。
『軍神』たる老将は槍を手に謎の集団に立ち向かい、剣士はその絶技をもって魔物に挑む。
老臣は主の助けにならんと智を巡らせ、影に生きる者達は苦難を乗り越える力となるべく、徐々にその姿を晒しだす。
そして、若き当主は決意する。
この作品は、侍たちがとにかく格好良いです。
戦い振りが、生き様と死に様が。そして意地と誇りと信念が。
物語も、読み進めていくとじわじわと面白さが、そして世界観の深みが伝わってきます。
そして今現在。訳あり美少女率いる異世界現地人一行との邂逅によって、物語は更なる広がりをみせようとしています。
初めの1・2話くらいで切ってしまうのは凄くもったいない。とても面白い作品なので、もっとたくさんの人に読んでほしいですね。
ちなみに、個人的には『諏訪の当主』が良いキャラしてて好きなので、今後の活躍等が楽しみです。