第44話 幕間 ルストランの見つめる先

十年前――

公都キルグスタン シュレーベン城



「それは真か、ルストラン?」

「はい――ただ、確証はありませんが」


 自信を持って頷くも、決定づける証拠がないことを嘘もつけず、苦々しい思いでルストランは正直に打ち明ける。途端に実兄は肩を落として長い嘆息をついた。むしろ正直すぎる弟の誠実さを咎めるかのように。


「よいか。叔父や姪ばかりでなく、あまり顔を付き合わせぬ親族までもが亡くなってしまえば、私だって孤独や哀しみを感じるし、正直、天の無残すぎる采配に憤りもする。

 だが、不幸とは時に重なるものではないか? 我々の行いがどうであれ、故人の人となりがどうであれ、そうしたこととは無縁に、いくばくかの差配もされることなく、悲劇というものは誰にでも起こり得るものであろう?

 それをこのような時期に・・・・・・・・、確証もなく何者かの仕業だ・・・・・・・などと――曲がりなりにも公国を導くべきスタン家の一員であるお前が、悪戯に国を揺るがすとはどういう了見だ?」

「お言葉ですが、大公陛下」


 証拠がないと断言しておきながら、ルストランは自信漲るその目力を弱めることなく、実兄を真っ直ぐに見つめる。


「不幸が重なるにしても、二年間で三家族――近親で残されたのは兄上と私のみというのは、あまりにおかしく・・・・はありませんか」

「おかしいとも。そう思いたい・・・・・・。だが……」


 実兄はゆるりと首を振り、決して声を荒げることなく優しく諭すように語りかけてくる。今は彼の執務室で兄弟二人きり、体面を気にせず心情を素直に表せる場であるからこそ、威厳よりも慈愛を弟に示すのだろう。


「せめて証拠がなければ、如何いかんともしがたい。例えスタン家の者といえど、身勝手に誰かを罰するようなことがあれば、我が家の威光に傷が付くだけでなく、その時点で公国の法は死んでしまう」

「――そういうことであれば」

「ん?」


 自信というよりは覚悟を決めて、ルストランはとっておきのカードを切ることにする。できれば万全の準備が整うまでは、伏せておくべき手札であったが、今日この場で説き伏せなければ、後がないと重々理解しているがために。


「実は、“ない”と云ったのは“犯人に繋がる証拠”のこと。“叔父上の災難”や“姪の井戸滑落”、そして“我が息子の薬の誤嚥”についても事故とは到底言い切れぬ証拠があるのです」

「……」


 ルストランが言葉に熱を込めるほどに、皮肉なほど実兄の表情は冷えてゆく。

 目を鋭く細め、無言でありながら「まだ屁理屈をいうか?」と疑る実兄に、ルストランは根気よく丁寧に証拠を並べはじめる。


「例えば叔父の家族が、郷帰りの途中で豪雨に見舞われたのは偶然ですが・・・・・……河川の氾濫に巻き込まれることになったルートは、旅慣れた者なら眉をひそめる少し遠回りなルートでした。激しい雨が降りしきる中、危うい河川沿いのルートをわざわざ選択する必要性があったとは思えません。

 そしてキャロラインが落ちて溺れた井戸については、ふちの石組みが壊れ落ちており、ちょうど階段の役割を果たせることから、遊びの延長で不幸に見舞われたとされておりますが……以前から井戸の怪談話を異常に怖がって、決して近寄ることはなかったと専属のメイドが断言しています。

 最後に、我が息子ロイエルの――」


 そこまで口にして、思わず言葉に詰まった弟の表情に何を察したか、「よい」と実兄である大公がルストランの話しを遮り制止する。


「いずれも“状況的に不審と思われる事”を挙げ連ねただけで、確実な証拠にはならん。可能性の高さならば、確かにお前の云う通りだろうと私も思うが、同様にそうでないとも云えるのが現実だ。誰だって、常に間違いのない選択をしているわけではないからな」

「兄上――」

「いや、お前こそよく聞け、ルストラン」


 思わず前かがりで声高になるルストランに、大公は現実的な力があるかのように語気のみで押し留める。


「よしんば事故ではなかったとして、その後は? “何者の仕業か”と公国内に疑心を振りまき不和を生み出した後、お前はどうするというのだ。帝国の放った牙は――『双輪』が率いる大軍は、あと数日のうちにこの公都まで届かんとしているのだぞ?」

「それは――」


 実兄が突きつけてきたものは、家族を愛するスタン家当主の考えではなく、公国民10万を預かる大公としての考えであった。

 同時に「お前は自分の痛み・・・・・にだけ目が向いているのでは?」との非難も込められていることをルストランははっきりと感じ取る。

 問いかけられているのだ――スタン家の系譜ならばどうあるべきかを。

 それが生まれ落ちてより兄同様の帝王学を学んできたルストランにも嫌と云うほど理解できるからこそ、唇を噛んで言葉に窮してしまう。視線を逸らすことは決してしないけれども。

 そう。

 己もまた、スタン家のみならず、公国の未来を思えばこそ、大公としての兄に無理言って、こうして直接会談をさせてもらっているのではなかったか。

 戦況が逼迫している今だからこそ。

 敵の正体を知るからこそ。


「……その『双輪』だからこそ……」

「なに?」

「相手が……彼の悪名高き鬼謀の者だからこそ、私は懸念を抱くのです。この一件を放置してはならぬと、そう思うのですっ」

「弟よ……お前は一体……?」


 幼き頃より可愛がっていた弟が、その考えや思いをすべて手に取るように分かっていると思っていたのが、まるで別の生き物にでも見えたかのように大公の目が大きく見開かれ、口を半開きにして言葉を詰まらせる。

 これだけ諭してもなお、弟が無謀な考えに固執する神経を理解できぬと苦痛に顔を歪めながら。


「信じていただきたい、兄上っ。あの者ならば・・・・・・やりかねません。偶然さえ味方に引き込み己の策謀に絡ませて……我ら一族の・・・・・根絶やしくらい・・・・・・・容易に成し遂げてみせるでしょう」

「馬鹿なことを。いや周りをよく見るのだ、弟よ。そしてこの私を――」

「いいえ、兄上」


 ルストランは頑として譲らず、兄こそが目を覚ませと、自分をよく見て信じて欲しいと必死に訴える。


「この一件に隠された真実を見抜けば、『双輪』の思惑を崩せれば、その侵攻を止めることも可能かもしれません。今少し調べる時間を――」

「猶予はないと云ったろうっ。不和を招いた状態で奴と相対するようなことになれば、もはや戦にさえならぬのだぞ……?」

「兄上――」

「もうよい」


 大公は顔を俯かせ、疲れた様子で弟との会話を打ち切った。机の上で組んだ両手に顔を埋めて、もはや口調に力はないが、はっきりと拒絶の意志を露わにする。


「下がれ、ルストラン卿。私はこれからの事で忙しくなるのでな」

「これから?」


 大公の言葉に引っ掛かりを覚え、ルストランが聞き返すも、会談を打ち切った以上、説明してくれるはずもない。


「お前のおかげで決心が着いた。その事だけは感謝しよう……よい談義であった」


 それは実兄が心の扉を固く閉ざしたことをはっきりと言い表す別れの言葉であった。


         *****


 背後に近づく気配があっても、男は振り向くことなく暗がりに鎮座する豪奢な“権威の象徴”をじっと見つめていた。

 煌びやかであっても節度よく品位を保つ程度に装飾が抑えられ、だが節度を弁えていても、威厳を損なわぬ程度に芸術性に富んだ逸品物とすぐに知れるこの国でたったひとつの椅子。いや、たった一人の・・・・・・ための椅子・・・・・――そう表現すべきであろう。それに男が見惚れていたわけではない。

 座すに相応しい者と過去に交わした後悔ばかりが先立つ会話を思い起こし、湧き上がる感情と見出せるはずのない折り合いを見出そうとしていた――のかもしれない。


「陛下――」

まだ早い・・・・


 男は腹を立てることなく背後で立ち止まった部下を冷ややかに窘める。だが当の本人は悪びれもせず、あるじに崇敬の眼差しを向けながらも、己の正当性を主張する。


「もはや、城内に不遜な動きをする者はおりません。それは城外勢力である貴族諸侯においても同様であり、不満の声どころかこのままでも・・・・・・と呆れた胸の内を囁く者がいるほどで。

 目撃者もなく、証拠は我らが厳重に保管してる以上、勘繰る者がいようとも我らの障害にはなりません。

 むしろ、いつまでも流行病はやりやまいを理由に見舞いをさせぬ・・・・・・・ことに限界があろうかと……そろそろ容態が悪化しても・・・・・・・・よろしいのでは?」

「その前に、エルネの件はどうなった」


 不穏な響きを込めて次の展開をと促す部下に取り合わず、男がひどく冷たい声で質問を向ければ、部下は畏まったように声を淀ませた。答える前から結果が知れる態度を男が直接目にしていないのがせめてもか。


「例の……“三剣士”の館に、匿われていたことは分かりましたが……」

「それは先日聞いている」

「はっ。その後は……どうやら我が国でもトップクラスの……『探索者』チーム“銀の五翼”とコンタクトを取ったと思われ……」

「それで?」


 “三剣士”や“トップクラス”など、余計な言い回しを付けて、情報入手がいかに大変かをアピールする部下の小細工をきれいに斬って捨て、男――ルストランは結論を催促する。当然、緊張を強いられる部下の表情は見る間に厳しくなっていき、夜の冷えた空気に晒されながらも、首筋にじっとり汗をかき始めていた。


「はっ。コダール地方での目撃情報を掴みましたので、早速、第三軍団から500名の特務派遣団を選抜し、コダール全域をくまなく捜索させてございます」

「それだけか?」

「は? ……いえ、その……もうひとつ」


 焦ったように言葉を詰まらせつつ、はじめの余裕はどこへやら、部下は何とか主が喜びそうな情報を記憶の隅からひねり出す。


「確か、団長のカストリック卿が……もしや“魔境”に向かったのでは、と気になる発言をしておりました」

「何だと……?」


 そこで初めて、ルストランの表情に感情の機微が湧き上がる。そこには“あからさまな不審”と“馬鹿なと一蹴できぬ引っ掛かり”が見て取れた。


「いえ、ですが……少数とはいえ集めた面子の実力を考えますに、可能性としては否定できぬ面もあろうかと」

「単に我らへの対抗勢力を築くためでは?」

「それをさせぬために目撃者を作らせぬ電撃作戦であったことは殿下もご承知のはず」


 そう。

 人知れず深夜に速やかに事を済ませ、大公が“倒された”のではなく“倒れた”とする計画を練ったのは、悪戯に反抗勢力を作らせないためだ。

 流行病が理由に政ができぬとなれば、不審を抱いたとしてもあからさまな文句を告げる者は現れまいと。まして、代理として仕切るのが実弟であるルストラン・フォン・ヨルグ・スタンであるならば。

 ただ唯一の問題はエルネの存在だ。

 あの夜、良心の呵責に耐えかねた味方の翻意によって、想定外の騒動が起きてしまい、彼女の逃亡を許してしまう結果を招いてしまった。

 今の状況を彼女がどう思い、行動に反映していくのかを知らねば、見極めるのは難しいと互いに理解していた。

 少なくとも、味方以外に公国で今何が起きているのかを知る部外者がエルネ姫なのは間違いない。そうでなければ、とうに帰城しているからだ。


「素直に解釈すれば、身を守るための“護衛”と受け止めるのが筋でしょう。ただ、“魔境”のあるコダール地方での目撃情報があることを踏まえれば、“魔境”という“危地に踏み込むための戦力”と捉えるのが、無理のない解釈とも思うのです。――それでも、肝心の目的までは分かりませんが」

「父親の病を治す秘薬か何かを求めたかもしれんな」

「あの危険地帯へ?」

「そういう子だ。そして意外に大胆なところ・・・・・・がある」


 真実はもっと大胆な考え・・・・・・・・でエルネは動いているのだが、さすがのルストランもそこまで想像は追いつかない。

 まあ、エルネの目的は置いておくとして。


「お前はあの子が“魔境”に向かったと思うのだな?」

「はい」


 実に忌々しい考えだが、ルストランも同じ危惧を抱いたからこそ、否定する言葉が出てこないのだ。だが、それが事実だとすれば、そこに踏み入った者が辿る末路は容易に想像できる。当然、ルストランが描くシナリオにそのような展開もなければ、望んでいる未来でもない。


「念のため、まずは“魔境”に入るのを防ぐために警戒線を敷き、その上で地域の捜索に当たらせた方がいいな」

「すぐに、伝令を出します」


 だが万一、先んじられた場合も考えねばなるまいとルストランは思考する。エルネを支援する面々は公国有数の実力者達であるのは間違いない。だとすれば、あの“魔境”といえど、容易に彼女らの命を奪えるとは思えない。

 ならば、“魔境”に踏み入っての捜索も念頭に置く必要があるだろう。


「その派遣団で対処できるのか?」

「実戦経験ならば第三軍団が随一です。しかし、相手が“魔境”となれば話しは違ってくるかと。いえ、だからこそカストリック卿は『俗物軍団グレムリン』の手練れを連れていったのだと思います」

「だが、一人だけではどうにもなるまい」


 そう横槍を入れてきたのは、これまでルストランより少し離れた位置で付き添っていた一人の騎士。

 銀の微光を淡く放つ鎧を纏い、色違いの腕輪に怪しき光を放つ宝石を嵌め込んだ指輪を身に付け、それ以外の目に付かぬところにも『魔術工芸品マジック・クラフト』で飾り立てられていることを誰もが知っている。

 だが、ある意味でそれらに劣らぬキレイに色素が抜け落ちた鮮烈な白髪が若き騎士の印象を決定づけていた。

 惜しむらくは、見た目の煌びやかさや女性的な面差しから想像できぬかすれた陰気な声が、その血色の悪い薄い唇から洩れ出たことか。


「あの森は手練れの『探索者』であっても手に余ると聞く。下手に騎士団を関わらせない方が賢明だろう」

「これは異な事を」


 主の前で“落ち度”だと云わんばかりの指摘を受けて、部下がその頬を引き攣らせる。「とても騎士団最高戦力と謳われる貴方の言葉とは思えませんな、“蒐集家コレクター”殿」

 意趣返しとばかり部下が皮肉を込めた瞬間、ひりつく殺気に頬を叩かれ、びくりと震えて硬直してしまう。


「……っ」

「味方同士であっても言葉には気をつけることだ」


 ルストランが部下を再度窘め、騎士に視線を向けると、軽く目礼すると同時に部下を軽く・・締め上げていた殺気を解いた。途端に、呼吸をするのを忘れていた部下が「っぷはぁ」と大きく息を吐き出す。

 忌々しげに騎士を睨むのは、自分が禁句を口にした愚かさに気づいていないのではなく、それが部下の矜持でもあるからだ。


 私はお前の下ではない・・・・・、と。


 ルストランに仕えて十年以上、公私共々懇意にしていただき、彼の表裏を誰よりも知るからこそ、此度の件についても否やを口にせず、黙って付き従っているのだ。

 それがどのような道であろうとも。

 例え以前とは違い、主が優しげな笑みを向けてくれることがなくなり、冷貌の下にその感情のすべてを沈めてしまったとしても。

 此度の一件に“武力”が必要とはいっても、あくまで主役は“実務”にある。つまりは己の政務官としての実力こそが、最も必要とされるのだ。

 乱れてもいない衣服の襟を正し、部下はあくまで平静を装い、彼からすればポッと出にすぎない同朋をじっと見つめる。

 バルデア・ラーエン・グリュンフェルト――本来であればドイネスト大公の意趣返しと、真っ先にルストランへ襲い掛かってくるべき公国第一軍団である公家直轄騎士団の長を。 

 

「メルヴェーヌ殿。私が言いたかったのは、冒険の地には不得手な騎士団を使わずとも、連中・・がすでに動いてるらしい、ということだ」

「何ですと……?」


 “連中”が誰を差しているのか理解した部下――メルヴェーヌが、疑念を露わにする。

 戦時下でもないかぎり、あまり使い所のない連中に与える任務は限られており、その上、動けば無用な災いをもたらすことも多いため、結果的に仕事を出さずに放置しているのが通例であった。そうなれば連中のやることは、大抵、裏でよからぬ連中と足が付かない程度に火遊びに励んでいるのが関の山だ。

 そう思えばこそ、今や軍部を掌握している自分達が指図をした覚えもないのに、なぜあの犬ころ共は勝手にうろついているのかと怒りが湧いてくる。


「連中は何をしている?」

「さあな。平時の奴らは、ただの野良犬だ。野良犬がその辺をうろつく・・・・のは別に不自然ではない」

「忘れては困りますな」


 他人事のように告げる騎士にメルヴェーヌはその役目を思い起こさせる。


「軍部の掌握は貴方に任せてある。連中を野良犬ではなく“番犬”に躾けるのが貴方の役目ですよ?」

「だから動向を掴んでいる」

放し飼い・・・・では困ると云っているのですっ」


 メルヴェーヌが語気を荒げるも、白髪の騎士は表情を変えることなく「ああいう輩は、首輪がないと思わせるくらいに弛めておくのがいい」と持論を述べる。


「それはっ――まあ、確かに」

「それに、自主的に動くのが少し気に掛かる」

「……また・・、何か仕出かすと?」


 思わぬ不穏な話しにメルヴェーヌが目を細めるが「さあな」と騎士の反応は薄く、その視線を己が主と決めた者へと向けた。

 何か示されるならば、と。

 それには異論なくメルヴェーヌもまた、ついて行こうと決めた主の背を見やる。二人のやりとりに呆れてしまったのか、無言の主はいまだに例の椅子へ視線を向けていた。

 無論、それほどにその地位を欲しているわけでないことは、二人も分かっている。単なる野心で実兄から座を奪う程度の男ならば、二人とも協力などしていない。


「……」

「陛――殿下?」

 

 しばし反応も示さぬ主の姿に不安を抱いたメルヴェーヌが声をかければ「ああ、すまん」と詫びながらもルストランが振り返ることはない。

 ただ大公の椅子を、あるいはもっと遠くを見つめる背にあった覇気が、一瞬だけ、揺らいだように見えた。


あのとき・・・・から……壊れ始めていたのかもしれんな」


 その呟きは、誰かにかけたものではない。

 当然、誰かの相の手や意見がほしかったわけでもない。

 ただ、そう口にせずにはいられなかっただけだ。


「例えスタン家の系譜が最後の一人になったとしても……私はこの道を進むまでだ」

「お供させていただきます」


 メルヴェーヌが真摯に告げて片膝着けば、ほぼ同時に白髪の騎士も同じ姿勢を取る。

 今は誰もいない広さだけが際立つ寒々しい謁見の間に、三人の強固な意志だけが、澄んで明瞭な輝きを放っていた。

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