みかんの学校から引き続き拝読させていただいました。科学的な話は、精緻でわかりやすく、楽しめました。それだけでも十分な見所ではあるのですが、それがおまけだと言わんばかりの爆発力のあるユーモア。読書の中で常に存在している爆笑の予感。まるで、微かな火花が散るだけで大爆発を起こす、可燃性のガスに包まれているような。気がつけば緊張して読んでいる自分がいました。楽しい時間をありがとうございました!
ボケとツッコミ。敢えてどちらがどちらとは言いませんが(言えない、とも言う)非常にバランスが取れていて面白かったです。別のテーマで続きが読みたいなあ…あ、コウノトリさんはもう相方に選ぶのはやめたげてくださいwww
児童向け小説コーナーにしれっと置いて帰りたい(笑)読んだ子がパパママを困らせること間違いなし。決めゼリフもポーズもなんとも愛らしい!!見た目とのギャップにやられちまいました!
「赤ちゃんはどこからくるのか」という疑問をコウノトリさんと考えるのですが、コウノトリさん頭悪いからついて行けてない…。「赤ちゃんがどうやって作られるのか」ではなく「どこから赤ちゃんが来るのか」という哲学問題。頭が悪くても、コウノトリさんは少女の思考についていけなくてもいいのです。むしろあの立ち位置で良いのです。きっと、コウノトリさんのキャラが好きな読者は私以外にもいるはずです。