第185話 小説を書く必要が
前回の最後からの流れだが。
私は小説を書く必要があるのかどうかという問題。
今日はなかなか良い小説を見つけてしまったので、その作者が継続的にあの作風を続けてくれれば、あえて私が自分を満足させるための小説を書く必要はないのではないか。
昔、いくらかのファンを獲得していたのはほぼ失ってるし。
私が書く文章を楽しんでくれる人は複数いるが、むしろエッセイや日記的なもののほうが好まれているような傾向を感じる。
だから、多分「小説を書くのを休む」になる。まあ実際のところ、最近ショートショートも書いていない。第152話『子猫』が現在の最新作である。いや、第176話も小説と呼べば呼べなくもないかもしれない。
まあ、最も広義な小説の定義は「文章による芸術」というものである。俳句になっても定型詩になっても、エッセイになっても、それでも「小説だ」と言い張れば小説なのである。
ちなみに「芸術」の部分もその作品自体を「芸術」だと本人が主張すれば問題ない。
「書道(主に毛筆)も文学である」という説を聞いたことがある。しかし私の頭ではそれは理解できていないので置いておく。
取扱説明書は通常は小説ではない。芸術として書かれていないからだ。しかしどこかの取扱説明書を作成してる人が「私が手がけた取説は芸術である」と内心でも言い張っていれば、それは文学であり小説である可能性が出て来る。
そんなわけで、とりあえず私は今後もなんかは書くので休筆宣言は今のところ撤回しておく。今のところであって、また何話か後に撤回したことを撤回し出すかもしれない。
まあ休筆宣言しなくても長く書けてなかった時期もあったしね。
断筆はたぶん一生しない。
話を最初のほうに戻す。
なかなか良い小説を見つけたのだが、私の中の五歳児の求める要素はちょっと薄いのである。そのへんは自力で五歳児を納得させるものを書く必要があるのかもしれない。
てことは、「マシンの出撃」「変身」「合体」などを戦闘シーン前や途中に入れることだけに注力すればいいのか?
中途で止まっている小説『望み通りの異世界転生。志望ははっきりさせといたほうがいいね。』はそのへんを盛り込まずにあそこまで書いてしまったのが問題だったのかもしれない。
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