第167話 出所と故障

 今日はこないだ書いたように脳高速で入院していた父が退院。

 脳高速になるような人なので、退院日となるとさっさと出所したいのか、早く迎えに来いと連絡が来る。

 そんなに早く行ったって病院側が本格稼働する時刻になってからじゃないと退院手続きできないじゃないか。そんなことも考えないようなせっかちだから脳が高速化してしまうのだ。


 まあそんなわけで割と早く迎えに行った分、待ち時間も長くなったわけだが。まあ無事に出所した。いや所じゃなくて院から出たから出院か? 少年院から出るのは出院ていうんかな。大学院を「卒業」するのは「卒院」なのか。よくわからない。


 父は前のレジヲネラ肺炎で入院してたときに退院(でええんやんか)したときと比べて結構元気で、思ったよりしゃんとしていた。若返っているようにも見えた。


 父はまだ長生きするようだが、父が入院している間に、録画をしていたDVD/HDDレコーダーが壊れていた。HDDの容量がいっぱいになったので、DVDにダビングしようとしたらDVDドライブへの書き込みができなくなっていたのだ。

 たぶん買ってから12年くらい経ってるからとっくに寿命も減価償却も過ぎている。

 まだ本体HDDには録画できるが、別の箇所が故障したらもう録画は取り出すこともできずに廃棄になる。そういう前提で使い続ける。

 人間も歳食って、いや若いうちにでも部分的にぶっ壊れても生きていくわけだ。などという教訓につなげていい話にまとめようというつもりはない。

 ないので終わる。



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