第106話 こんなんでも

 こんなハズレな回も多々あるこの連載でも、たいしたもので微妙にPVが増えたりしている。

 まあ、書き手が「これはつまらないですけれども」みたいなことを言ってはいけないというのはある。書き手があんまり面白くないと思って書いたものが一部の読者には大変喜ばれることになることもあるからだ。そんなときに卑下するとその読者に失礼になるのだ。

 しかし、それを承知で私は「今回はハズレ回」とか平気で言う。いや、ちゃんと書いてるときとかは言わないようにするけど。この連載は特に雑なので許して欲しい。というか、むしろ許しを請う必要も実際のところ感じていない。


 たまーに、けっこう面白いエピソードもあるので、その分駄文を読むのはしょうがないとか割り切ってる人がここまで読んでくれる人であると思う。

 106話である。猛烈に文字数が少ない回がいくつもあるが、それでも106話である。あと2回で『ヤッターマン』(1977年版)と同じ数、硬球の縫い目の数、煩悩の数に至る。100回のときなんにも言わなかったけどそれはわざとだ。

 そして108回になったときも、なにもそれに触れないと思う。その日のノリで触れるかもしれないが。


 最近、故障して使えなくなったと思って新調した電器製品が、使い方を間違ってたり、ただ掃除するだけで問題なくなったケースがふたつあった。

 使い方を間違っていた方は結構ボケたものだった。

 そんなわけでふたつあってもしょうがないものができてしまった。まあ片方はしまっておこう。「読者にプレゼントする」とか言わない。新しい方にしても使いかけやしね。

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