第107話 会話がない生活

 まあ、一人暮らしではないのだが、会話はあんまりない。

 「言葉を交わす」=「会話」 ではないとする。

 それなりに内容がともなっていること。内容は雑談でもなんでもいいけど、何か言ったときに、それを踏まえたリアクションをする、それを今回の「会話」としよう。

 例えば

「隣の客はよく柿食う客やねんて」

「柿のない季節は何食うてんの?」

「さあ。牡蠣はRのつく月に食うもんらしいけど、柿はどうなん?」

「あと、かきこけらの漢字の違いがわかりにくすぎるんやけど」

 これである。

 会話が展開する。

 まあ、これでやりとりできてるかどうかとなると疑問だが、まあ文章にするときに「うんそうやね」とかそういった部分は略すと考えてもらいたい。


 とりあえず会話できる相手が欲しい。

 会話できる相手というのは、あれ? 以前も書いたような気がしてきた。

 知性と知識が近い人である。

 頭の回転の程度と知ってることの種類などが近い人が良い。価値感が違いすぎる場合はきっとお互いの相性の問題が出て来る可能性はあるが、やっぱり知性と知識が近いのが一番大事だと思っている。

 またこのへん変化はあるかもしれない。なんせ人と話してないんだから。


 こんなんで明日大喜利に参加して大丈夫なんかね。


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