第92話 時期
人と会話しないと頭が悪くなる。
そんなことを思っている近頃。皆様すこやかにお過ごしでしょうか。『俺が毎日書くというだけ』第92話が始まります。
──とかいつもと違うような始まり方をしてるけど、ここからいつもと同じようにノープラン投げっぱなし展開。
今日はふと思うところがあって、10年くらい?前に書いた自作小説を読んでみた。あー、今はこんなん書かれへんなぁ、と思う。
あの頃はノープランでももうちょっとましなものが書けた。
実際のところ、「ましなものが書ける時期」というのがあっただけなんだろう。残っているものはそれなりにちゃんと書けたものだから、そういうことになる。
多作ではないのはそれだろう。以前も書いたと思うが、私は「書ける時期」より「書けない時期」のほうが長かったと思う。
だから今ここに書いてるようなスカスカな文章なのは、「書けない時期」だからだろうと思う。思いたい。
正直、「書ける時期」に再び入れる気が今はしていない。なぜなら、「書けない時期」のほうが長いことに気づいてしまったからだ。
つまり私はモノカキであるときよりモノカキでないときのほうが長いのである。30年モノカキでいたつもりだが、実際そのうち実際にモノカキでいられた時間などほかのモノカキさんと比較するとわずかなのではないか、ということに気づいてしまったのである。
まあこれも結論ではない。ただこの推論が出てしまった時点で暗雲が見えてしまっている。
まあ、そろそろ気候も良くなってきているので、書けるようになる、と思っておこう。
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