このヲタク、異世界最強らしいです
炭の使い魔
ヲタク、異世界転生するらしいです
ヲタク
定義の難しい単語
○辞苑に正式に載っているわけでもない
Wik○pediaとかには定義っぽいのは載ってるが…
正しいのかは分からない
まあそんなことは置いておいて←おい
今作品の主人公
山尾 宅間(18)の経歴を説明しよう
小学生時代からゲーム、漫画にめっぽうハマり(三年生位から恋愛ゲームに手を出す)
中学生時代にアニメを時間が有る限り見続け(勿論、帰宅部)
同人誌にも手を出し
告白を恋愛ゲームのノリで行い三十連敗(最終的には本人の自制によりこのスコア)
高校生時代に全ジャンルを網羅するという顔ダメ、運動ダメ、勉強ダメと酷いスペックを揃えに揃えたダメ人間のお手本である
しかしながら持ち前のポジティブ精神とサブカルで今日を乗り切る一人の<ダメ>男子高校生だ!
「それがし酷い誹謗中傷を受けた気がするぞい!」
本人の反論はthrough
「何…だとっ!?」
騒がしい奴は置いておいて
あっ根暗だと思ったでしょ?思ったでしょ?(私も大概である)
世間一般的に見てヲタクとは呼べる
だが本人はヲタクであることを認めていない
本人曰く
「ヲタクは最高敬意語である!」
何言ってんのコイツと思った人は正常だろう
こんな頭逝っちゃってる人が本作の主人公なのだが私も不本意である←おい(本日二度目
とりあえず…話を始めようか……色んな意味で不本意だけど
───高校三年生の春、某日
春と言えば
「ヤマ○キ春のパンまツり!
春と言えば恋愛、恋愛ゲームや学園恋愛物のアニメと言われるとそれがしの言いたいことは想像出来るでありましょ?
某有名イベントのイントネーションを変えるだけでこんなに卑猥な意味に変わるのだ!
出会いの春など
それがしには…えっ?知ってる?初対面なのに?
見た目で評価しやがってーー!!!」
コイツの話はどうでも良いが悪びれもせず某有名イベントを貶すとは良い度胸だ
そのうち天罰が下るだろうww
閑話休題
「~♪~♪~~♪~~~♪~♪」
今日は天下の土曜日、アキバに電車で遠出し今季の推しの限定グッズを買いにいく
この日をそれがしは何日待っただろうか
歩道橋を登り向こう岸へと渡る
───運命の歯車は廻り始めた
ゆっくりと一歩一歩を踏みしめるように
───汝は選ばれた
音痴の鼻歌を奏でながら
───これは天恵、決して天罰ではない
歩道橋の階段を下りる
つるっ
「へっ!?」
全くの偶然だが踏みしめるように歩いていたはずだ
何故に滑る
いやそんなことは今、どうでも良い
あっ終わった
せめてDTだけは卒業したかったなあ
───
──
─
「っ!?」
目が覚めた
どうやら生きてたらしい
状況が掴めなくて回りを見渡す「……は?」
驚くのも無理はない
ここはさっきまでいた日本ではないことだけは確か
何故なら彼の視界には大草原が広がっていたからだ
「…え…どしよ…」
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