第8話 体育

『4月15日:体育

今日は初体育があった。体育の先生は担任の先生で、男性の先生だった。今日の体育は、みんなと仲良く交流しようと、言うことで雪遊びだった。校庭の近くには、坂道があった。そしてこの町は標高が高く豪雪地帯なので4月になっても雪がまだ多く残っていた。香織ちゃんに聞くと夏に近くならないと全部溶けないよと、言われた。みんなで遊ぼうだったので、最初に雪合戦をした。くじ引きで赤と青に分かれた。私は赤だった。皆、優しくて声をかけてくれた。名前はわからないけれど。皆が冗談とかいうので、よく笑った。雪合戦の後は雪だるまを作った。香織ちゃんと作った。そのあとで航太君と、響輝君の作った雪だるまと合わせたら、私の身長ぐらいになった。でも、雪だるまの頭の部分が私の方向へ落ちてきそうになったので、元に戻そうとしたら逆の方向に行ってしまって、香織ちゃんが元に戻したらまたこっちに戻ってきてしまって、顔面に雪だるまの頭がぶつかった。とっても痛かった。おもしろかったけど。そうしていると体育が終わってしまった。とても楽しかった。』

雪だるまが顔面にあたって華香鼻血出してたっけ。結局私にも雪だるまは当たったけど。

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