第6話 常連客

『4月12日:常連客

今日は初の図書当番!朝からなので、登校して、準備して、図書室へ行った。一番乗りでまだ誰もいなかったので、本を借りた。借り方は昨日教わった。借りて本を読んでいると、人が来た。まだ、名前も、クラスも知らない人だった。二人できたけど、すっごくそっくりだった。眼鏡をかけてるかかけてないかだった。私が図書室に来るといつもいる二人だと今思う。でも、二人で来るのに図書室に入ると、別行動だった。仲悪いのかな?よくわかんないなぁーと、思っていると、香織ちゃんが来た。香織ちゃんって、髪の毛が長かったことに今気づいた。

今までずっと緊張してたから、気づかなかったんだ。そして、いろいろ話して、仲良くなったと、思う。多分。明日、航太君と遊ぶ!公園に集合だから時間に間に合うように早起きしよう!香織ちゃんも来るからたのしみだぁ!』

常連客の二人って・・・あぁ。あの二人か。そんなに似てたっけ?

私には似てないと思うけどなぁ。

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