第6話 朝日杯フューチュリティステークス

 ああ、これはいけない。実にいけない。

 僕を蝕む病は、ライフワークである競馬の予想も満足にできない状態へと僕を陥れてしまったらしい。


 いよいよ寒風厳しくなってきた師走中旬、巷では風邪やらインフルエンザやらが流行ってきているらしいが、それと関係あるのかないのか、金曜四限の倫理学Aの授業は先週に続き休講だった。

 大半の学生は、古稀も近い老教授が二週にわたってすべての講義とゼミに至るまで休講としていることに心配を寄せるでもなく、これ僥倖とばかりに思い思いに自分の時間を過ごしていた。

 僕も例に漏れず、大学の裏手の少し歩いたところにあるカフェというより喫茶店といった趣の店にて、テーブルにタブレットを置いて週末の重賞の検討にいそしんでいた。

 まあ要するに、授業に出ているときとやっていることは変わらなかった。


 喫茶『月が丘』というこのお店。

 表通りのスターバックスやらとは異なり、薄暗くひなびた店内にはいつ来ても他のお客はほとんどいない。

 入学直後に見つけて以来、外で飲食することなど滅多にない僕にしては割と足繁く通っているちょっとしたお気に入りスポットで、競馬の検討のみならず、課題レポートなどの作業を行う場所として重宝している。

 落ち着いた静かな時間が流れているかのようなこの空間での作業は非常に捗り、自分は内心でここのことを『精神と時の部屋』と呼んでいた。


 が、今日はどうにも集中ができない。

 馬柱に現れている情報の数々をぼんやりとしたものとしかとらえられず、考えがまとまらない。


 わかんないから何も考えずデムーロにしとこうかなあ……

 あ、でもこっち弟の方のデムーロか……

 でもこの馬も強そうだよなあ……

 てか兄貴はどうしたんだろ……?

 あ、中山でストロングタイタン乗るのね……

 てかこれ、さっきも確認したな……


 この思考の動きを三度繰り返してしまうに及び、ああこれはいよいよいけないなと。


 実のところ、ここ数日ずっと調子が悪い状態が続いている。

 フワフワと変に熱に浮かされたような心持ちがし、考えごとなどはまるで集中できない。それでいて実際に検温してみても平熱というのだから却って気味が悪く、当初はひょっとしたら新種の奇病難病の類にかかってしまったのではないだろうかと不安になった。


 兆候が現れたのは約一週間前、澤多莉さんの家から帰る道中でのことだった。

 電車の中で、頭がぼんやりとし、足元がおぼつかず、何だか胸が締めつけられるような症状に襲われ、立っていることも難しかった。

 葛根湯なぞ飲んでみて、一旦症状は落ち着いてきたかなと思っていた日曜日、中山競馬場で澤多莉さんと競馬をし、帰りに居酒屋で食事しての帰り道にも同様の症状が出てしまった。


 どちらの日も澤多莉さんと酒盞を交わしての帰り道であったことから、きっと飲み慣れないお酒を彼女のペースに合わせてグイグイいってるのが良くなかったのだろうと当初は判断していたのだが、どうやらそうではないらしい。

 月曜日になっても、火曜日になっても症状はおさまらなかった。


 考えごとは手につかないのに、澤多莉さんのことが頭によぎると、何故か想念が止まらなくなってしまう。

 僕と会わない月曜日から木曜日の間、何をして過ごしているのだろう。

 もしかしたら、僕と金曜日に競馬の検討をして、日曜日に競馬場に行くのと同じように、誰かと時間を過ごしているのだろうかと考えたりして。

 胸が張り裂けそうな思いに苦しめられて。

 たまらない気持ちになって。


 ここに至り、さすがの僕にも理解ができた。ああもうこれは明確だ。そういうことなんだろうなと。

 これは世間一般で言うところの、恋の病というやつなのだろう、きっと。


 これまであの人と競馬の話をしたり、競馬観戦をしたりして、一生関わることはないだろうと思っていた美女とともに時間を過ごすことに嬉しさや気恥ずかしさのようなものは感じていたが、どうやらもう一つ踏み込んだところに進んでしまったらしい。


 考えるだに畏れ多い話。僕ごとき小中高大とカースト最底辺で過ごしてきた人間が、天上界の住人である超絶美女相手に磯の鮑の何とやらなんて不遜の極み。

 どうにか引き返すことはできないかと試みているところではあるが、これもまた容易ではない。


 今もまた、有馬記念の指定席抽選で奇跡的に当選したのをいいことに、12月24日という日を一緒に過ごすべく持ちかけようかなどと、とんでもなく大それたことを考えている自分がいる。


 いつものごとく澤多莉さんと待ち合わせすることになった本日金曜日の午後。

 我ながら面倒くさいことになっちゃったなあしんどいなあと思いながらも、どこか心が弾むような感じもして、彼女を待っているこの時間。

 もしかしたら、人はこれを幸せなひとときなんて思うのかもしれないが、実際問題、競馬の検討が捗らないのは困りものではあった。


 カランコロンカランとドアベルの音がし、そちらに目を向けると、冬っぽいブルーのコートを着た女性が入ってきた。

 店内を見渡し、僕の姿を認めると、音もなく歩いてくる。彼女のバッグについている馬のぬいぐるみキーホルダーもこちらへと向かってきた。


「おーまたっ」


 友人にトイレ待ちをさせてたイケてない高校生のような台詞と口調ではあったが、今日も澤多莉さんは美しい。

 ストレートのロングヘアに青いコートが似合っているどころか、その辺のモデルなど太刀打ちできないレベルに思えた。


 速く大きくなった自分の鼓動音がはっきりと聞こえていたものの、僕は精一杯平静を装って自然な挨拶をした。


「やあ。コンニチワ」

「何よそのぎこちない挨拶? 腕の角度が直角よ」

「そそ、ソウカナア?」


 澤多莉さんは首を傾げつつ、コートを脱ぎ、僕の対面に座った。


「変な人ね。馬券が外れすぎていよいよ気が触れてしまったのかしらね。かわいそうな人。くわばらくわばら」


 いきなりひどいことを言われる。


「いやいや、先週の阪神ジュベナイルフィリーズは本線の馬連が的中してるから」

「でも本命が1着じゃなくて、対抗が1着で本命が2着でしょ? そんなのはJRAは認めても、私は当たりとは認めないわ」

「厳しいなぁ……」


 日曜日に中山競馬場で交わしたのとほぼ同じやりとりをする。

 本命馬が10着だったにも関わらずこれだけのことが言えるこの人は、心底負けず嫌いであることは間違いない。


「良い雰囲気のお店ね。こんなところが学校の近くにあるなんて知らなかったわ」

「うん。あんまりこの辺り通ることないだろうからね」

「またご主人も雰囲気ある人よね。もしかしてあれじゃない? どんな注文しても『あるよ』って言って出してくれる系のマスターじゃない?」

「いや……それはないと思うけど」


 カウンターテーブルの中にいるマスターをちらりと見やる。

 中年男性であることは間違いないが、見た目は年齢不詳で、たしかに正体不明な感じではある。いつも店員として必要最低限しか口を開かず、仕事中以外は音も立てず本を読んでいる。

 澤多莉さんは、決して大きくなく、それでいてよく通る声でマスターに呼びかけた。


「すいません、九平次ありますか?」


 いきなりメニューにないオーダーをして、冷やかしと思われるのではないかと危惧したが、なんと普通にあるらしい。

 何故かワイングラスに注がれている日本酒に口をつけて「え? もしかして別誂?」などと目を丸くしている澤多莉さんを、なんとなく満足げに見つめ、所定の位置に戻るマスター。

 慣れ親しんでいる喫茶店が、途端に異界のように思えてきた。


「あなたも一杯やる?」

「いや、僕はアイスコーヒーあるから」


 例の病を進行させる可能性もあるので、アルコールは介在させない方が良いだろう。


「あ、そ。じゃあ早速朝日杯の予想といきましょうか。まずはあなたの愚見を聞かせてもらおうかしら?」

「それは自分がへりくだるときに使う言葉なんだけど……まあそれはいいとして、ちょっとまだ全然考えがまとまってなくて」

「あら? たかだか9倍程度の馬連で、横にいて恥ずかしくなるほどの大声上げてガッツポーズしちゃうほど情熱を持ってる人が、どうしたというの?」

「悪かったね……」


 まさか、あなたのことばかり考えてしまって予想が手につかないんですなどとも言えず、ストローに口をつける。


「じゃあ、今日も私の家に泊まって、こないだみたいに私と一晩中シテみる?」


 ストローの中身が逆流し、コップからこぼれてしまった。


「あら。汚い」

「いやいやいや! 一晩中してたのは競馬の予想だけだから!」


 絶叫して、思わず辺りをキョロキョロする。

 流行ってるとはいえない店とはいえ、常に他の客がいないわけではなく、同じ大学の人だって、絶対にいないとは言い切れない。


「ええ。そりゃそうだけど? 何を狼狽してるの?」


 落ち着き払い、優雅でさえある手つきでグラスにまた口をつける。

 幸いなことに店内は他に客はおらず、マスターは本を読んだまま顔も上げていなかった。

 一人平静を失っている僕は、慌てて紙ナプキンでテーブルを拭きつつ、


「い、いや、何でもないけど、誤解を招くかなって……」

「誤解って何の?」

「いやそれは……あ、朝日杯、朝日杯の予想しなくちゃ」


 訝しげな表情で、また首をかしげる澤多莉さん。


「つくづくおかしな人間ね。まあいいわ、問題は朝日杯よね。また鬼門の2歳馬重賞ってことで、さすがの私も頭を抱えているところではあるんだけど……」


 この人の場合、東西南北すべて鬼門なんじゃないかって気もするが、それは口に出さず、こちらもうんうん頷いてみせる。


「やっぱダノンプレミアムとタワーオブロンドンの一騎打ちになるのかしら? いやいや、そう簡単にはいかないんじゃないかなあ、なんて思うわけよね」


 実際のところ、そう簡単にいってしまうことも競馬にはしばしばあるわけで、澤多莉さんの場合、その想定を一切しないことも負け続けている大きな要因であることは明らかなのだが。

 しかし、真剣な表情で僕のタブレット画面を見つめる澤多莉さんを見ていると、ときめきの中にまた違う気持ちも湧いてくる。

 この人の真剣に、僕も応えなければいけない。


 改めて馬柱を見つめると、これまでずっと頭の中にかかっていた靄が晴れるかのように、色々見えてくるものがあった。


「……あの、白枠の2頭が強い先行馬で、他にも前行きたい馬が中にも外にもいるから、ペースは結構流れるんじゃないかって思うんだ」

「そう? そう思わせといて、蓋を開けてみたらどスローなんてことも結構ある気がするけど」

「今回は、最有力のダノンプレミアムがある程度ペース速くても勝ちきるだけの自信がありそうなのと、ファストアプローチが遠慮なく前で仕掛けるんじゃないかなって」

「忖度を知らない外国人ジョッキーだものね」


 話していて、どんどん考えがまとまってくる。


「そうなると、やっぱり去年みたいに直線で決め手を持ってる馬が来るんじゃないかなあって」

「なるほど、要するにタワーオブロンドンかステルヴィオが本命ってわけね」

「いや」

「?」


 澤多莉さんは意外そうな顔でこちらを見つめてくる。

 確かに末脚勝負となれば、その2頭がまず有力と思われるだろう。だが。


「実は僕、この夏札幌に旅打ちしに行ったんだけど」

「へえ、それは初耳ね」


 澤多莉さんはグラスにまた口をつけ、こちらに目を向けた。


「うん、札幌記念の日だったんだけど」

「なるほど、8月20日、オープン戦のクローバー賞と同じ日ね」


 話が早い。ていうか、その当時の澤多莉さんは競馬などやったこともなく興味もなかった筈なのだが、この1ヶ月ほどでどれだけの情報量を詰め込んだのだろう。


「そのレースでタワーオブロンドンを下した勝ち馬が今回も出てきてるわね」


 タブレット画面を指差す。7枠14番・ダブルシャープ。


「そう。その後の札幌2歳ステークスは3着だったけど、実質的に後方から一番強い競馬してたなって印象だったし」

「前走ではダノンプレミアムに0.6秒差の6着だったけど?」

「あのときはまだ道営所属で、東京への輸送が大変だったと思うんだ。パドックでの汗の量も半端なかったし。むしろその割には健闘してたんじゃないかと」

「なるほどね。転厩先の環境や調教がこの馬にハマって、今回初コンビの和田騎手と手が合って力を発揮できたら、面白いかもしれないってところね」


 馬名のところを軽く指で叩いてみせる。


「うん。ちょっと穴だけど今回はこの馬を軸にしてみようかなって」


 澤多莉さんは静かに両の手を叩いてくれた。


「やるじゃない。先週固くいって的中したから、今回もガチガチでいくのかと思いきや、なかなかの勝負術ね。見直したわ。今日から二等兵に昇格させてあげるわ」

「今までは三等兵だったんだ」


 澤多莉さんはグラスを飲み干すと、軽く息をついた。というか、鼻で笑った。


「本当に見事。先週に続いて2着の馬を当てるなんて、なかなかのものよ。つい1着を当てにいっちゃう私にはできない芸当だわ」


 何かはじまった。


「前が厳しい流れになって、後ろから良い脚使える馬が飛んでくる。そこまでは正解。でも、勝つのはこっちの馬なんじゃないかしら」


 馬柱を指差す。白い指が差した先は4枠7番。

 失礼とはわかっていながらも、盛大なため息が出てしまった。


「ちょっと、何よそれ」

「いや、でもヒシコスマーって」

「バカね。デイリー杯2歳ステークスの負けっぷり見て軽視してるんでしょうけど、あれは完全に競馬するのやめての大敗だから度外視でいいの。むしろその次のレースで後を引かず勝ち切ってるところに注目すべきよ」

「うーん……」


 確かに実質ビリの大敗だったデイリー杯を除けば2戦2勝でどちらも上がり最速だったりする。穴馬としては面白いのかもしれないが……


「同じブラックタイド産駒、同じ清水厩舎のあの馬だって、初めはあまり期待されてなかったと聞くし、ここで勝っちゃって、有馬で引退するあの馬からバトンを受け取るなんてことになるんじゃないかしら?」


 尤もらしいことを言っているが、僕は有馬というワードだけをとらえ、つい打って出てしまった。


「あ、そ、そうそう、有馬記念だけど、あの、その、現地で見たかったり---」

「今は有馬記念より朝日杯よ。目の前の戦いをおろそかにする者は痛い目を見るものと決まっているのよ」

「そ、そうだよね……」


 凛とした表情の澤多莉さんに、これ以上攻めこむことはできず、あえなく撤退。

 もしかしたら、これは体良く交わされてしまったのだろうか。12月24日に私を誘うなんて身の程知らずなことをしてくるなよ、わきまえろよ。ということなのだろうか。


 すっかり心が萎れてしまった僕のことなど気にかける様子もなく、澤多莉さんは九平次のおかわりをオーダーした。


「そうそう。実は、今回のレース、本命の他に気になる馬券があって。一応抑えとこうかどうしようかと思ってて」

「え?」


 いつも本命と心中の澤多莉さんがこんなことを言い出すのは、初めてのことだった。


「私、サイン馬券とかって、一種のオカルトで、まともに競馬の検討もできない、頭にウジのわいてる人間が考えるものかと思ってたんだけど」


 言い過ぎではあるが、大筋では同意だった。


「でも、気分転換にサイン馬券を考えてみたら、バチっとハマるのがあって、それに気づいちゃったら、もしかして来るんじゃないかって気がしてきちゃって」

「へえ、どんなの?」

「ほら、今週あった一番大きな、国民的関心事ともいえるニュースといえば、我らが松居一代さんの会見じゃない?」


 ここで異を唱えてもややこしくなるだけなので、とりあえず首を縦に振っておく。


「松居一代さんといえば、ほら覚えてない? しばらく前にユーチューブにおもしろ動画をアップしてたでしょ?」

「うん、まあそうだね」

「そのとき、当時の旦那さんのことをバイアグラ100ミリ男とか呼んでたでしょ? バイアグラといえばホラ、こうなるんじゃないの?」


 澤多莉さんは心なしか嬉々とした様子で2頭の馬名を指差した。


 5枠9番・ムスコローソ

 3枠6番・アサクサゲンキ


 一方の馬名の『ムスコ』の箇所、もう一方の『ゲンキ』を指でなぞる。


「…………」

「驚いた?」

「うん、驚いたよ……あまりの品の無さに」


 念のため改めて述べておくが、僕の目の前にいる女性は、学内でも屈指の美女で、学業成績もきわめて優秀な才媛である。

 大学では深窓の令嬢然とした佇まいで、誰にとっても高嶺の花、手の届かない高貴な存在と崇められてすらいる。


「しかもホラ、9番と6番、ナインとシックス、シックスとナイン」


 誰がそんなことを言っている彼女の姿を想像できるだろうか。


「あのさ……悪いこと言わないから、そういうこと、人前で言わない方がいいよ」

「何よ。こんなしょうもないこと、あなた以外の人に言ったりしないわよ」


 それもどうなんだろうと思ったりもするが、どうやら他には見せない彼女の姿を見れるという栄誉に浴することができているらしい。


「そういえばさ」


 新しく給されたお酒を煽り、澤多莉さんはじっとこちらを見据えた。


「な、なに?」

「まあ、とてもどうでもいいことなんだけど、さっき、夏に札幌に行ったって言ってたじゃない?」

「ああ、うん」


 もう一度グラスに口をつける。


「どうってことない素朴な疑問なんだけど、あなたと一緒に旅行する物好きなんているのかな、なんて思ったりしちゃったり」

「え? いや、一人旅だったけど」


 澤多莉さんは表情をまるで変えず、眉をぴくりと動かした。


「そうなんだー」

「うん、まあそうだけど」

「……北海道くんだりまでぼっちで旅行するなんて、寂しい夏を過ごす人もいるものね」

「……ほっといてくれよ!」


 何なんだまったく。

 一人旅というのは、自由とともにその寂しさを味わうのが醍醐味だというのに。


 若干の腹立ちを覚え、なんか言ってやろうと改めて澤多莉さんを見た僕は、瞬間、持っていかれた。


 そのまま絵画に描けたら、芸術品として何百年と残るであろうことは間違いない。

 そんな美しい微笑がそこにあった。


(つづく)



 ◆朝日杯フューチュリティステークス

 澤多莉さんの本命 ヒシコスマー

 僕の本命 ダブルシャープ

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